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「山川選手は解雇を考えてもいいのでは」と苦言 一部選手の長髪にも 西武HDで定時株主総会
西武ホールディングス(HD)の定時株主総会が21日、埼玉県所沢市内で開かれた。この日の総会では、知人の女性に性的な暴行を加えたとして強制性交容疑で書類送検されたプロ野球西武の山川穂高選手について、株主から「起訴、不起訴に関わらず、解雇を考えてもいいのでは」といった厳しい意見が出た。
質疑応答で、株主の一人が「(山川は)有名になったおごりも出たと思う。起訴、不起訴にかかわらず、解雇を考えてもいいのでは」と球団の姿勢を問いただした。
この質問に、西武の奥村剛球団社長は「ファンの皆様にご心配とご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ありません」と謝罪。その上で「書類送検されたことは誠に遺憾。今後の対応については、検察庁の判断、関係各所のご意見を伺った上で、適切に対処したい。球団としては今回の問題を重く受け止め、信頼回復に向けて全選手に対して教育・指導を行っていく」と答えた。
また、「両エース(高橋光成、今井達也)が出てくると、非常に見苦しい。スポーツ選手としてどうかなと思う点がある。また、山川選手がプレーしているときは金色のネックレスをしていて、西武のクリーンなイメージがダメージを受けている。球団として注意はできないのか」として、一部の選手が長髪でプレーしていることや身だしなみについて苦言も。この意見に奥村球団社長は「貴重なご意見ですので、球団として建設的にやってまいりたい」と話した。
山川選手は昨年11月、東京都港区のホテルで20代の知人女性に対し性的な暴行を加えたとして、今年5月に警視庁から書類送検された。(浅野英介)
https://www.sankei.com/article/20230621-DBTIN42J6BAB5DQM62JQTE5ZWM/