あわせて読みたい
エンバペ、PSGに契約延長拒否を通達か…フリー移籍前に今夏退団の可能性が急浮上!
フランス代表FWキリアン・エンバペは、パリ・サンジェルマン(PSG)に契約延長オプションを行使しないことを伝えたようだ。
2018年にPSGへ加入し、公式戦260試合で212ゴール98アシストと驚異的な活躍を続けてきたエンバペ。5度のリーグ・アン優勝に5度の得点王に輝くと、フランス代表としてもワールドカップ制覇を達成。世界最高の選手の1人として大きな注目を集めてきた。
そんなエンバペだが、昨年5月にレアル・マドリー移籍が決定的とされた中、PSGとの契約を延長。当初2025年までと発表されていたが、後に2024年までの2年契約+1年の延長オプションであることが複数メディアで伝えられている。
そして12日、エンバペが延長オプションを行使しないことをフランス『レキップ』など複数メディアが一斉に報道。12日午後にクラブ宛に正式な書簡を送ったようだ。
同メディアは「終わりのない物語の驚くべき展開」とし、この決断で来年6月にはフリーとなることが確定したと報道。クラブ幹部は契約交渉が“ポジティブ”に進んでいたと感じていたため、この決断に衝撃を受けているようだ。そして今夏の放出は一切考慮してこなかったが、PSG側はこの状況に「うんざり」しており、「強硬手段」に出る準備もあるという。
PSG側から見ると、エンバペは契約延長の必要があったものの、このままオプションを行使しないのであれば移籍金の得られる今夏に放出しなければならないとも指摘。『レキップ』は「いかなる状況でも、エンバペのフリー退団は許されない」と断言した。また先日、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長がファンの問いかけに対して「エンバペの獲得? イエスだ。しかし今年ではない」と発言したことも再び注目を集めており、同メディアは「今夜のニュースを受け、ストライカーを探す会長の考えは変わるかもしれない」と指摘した。
PSGオーナーはこの展開に困惑しているとも伝えられている。報道通りであれば今夏の移籍の可能性も大きく高まるため、今後の動向にますます注目が集まっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/14eb679894a617fac7ff49f5f1230304820f51a0