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エンゼルス・大谷翔平が6勝目の権利を持って降板 6回99球を投げ2失点 モニアックが値千金の勝ち越し6号ソロ
6/16(金) 11:04配信
中日スポーツ
◇15日(日本時間16日) 大リーグ レンジャーズ-エンゼルス(アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平選手が15日、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・DH兼投手」で今季14度目の投打同時出場を果たした。
5月15日以来、約1カ月ぶりの勝ち星となる6勝目へ向け、強打のレンジャーズ打線は手強い相手だ。大谷キラーと呼ばれるハイムは通算14打数6安打(打率4割2分9厘)。ロウは16打数6安打、シーガーも5打数3安打と主軸と分が悪い。大谷がどういった対策を立てて臨むか。
注目の立ち上がりはいきなりセミエンに四球。シーガーとローは仕留めたが、ガルシアには中前にポトリと落とされる左前打。そして苦手のハイムを迎えた。ここは速球で押しながら最後は二飛。何とか無失点で切りぬけたが初回から30球を要した。1点リードの3回に2死からローとガルシアの連続二塁打を浴び同点。さらに苦手のハイムに中前に勝ち越しのタイムリーを許した。
ただ打線がすぐさま同点に追いつき、大谷も4回は2つの三振を奪うなど、この日初めて三者凡退に仕留めた。今季9勝のレ軍・イオバルディとのエース同士の譲れない投げ合いが続いた。5回は1死からシーガーの打球をフォルシュが処理。カバーに入った大谷が捕球後に足が離れているかレ軍のボウチー監督がチャレンジしたが、194センチの足は長い。つま先ギリギリでベースに触れており、判定通りアウト。このイニングも何とか無失点で切り抜けた。6回も三者凡退の粘投。すると7回にモニアックが6号勝ち越しソロを放ち、大谷の6勝目の権利がついた。大谷は6回まで99球を投げ被安打6、奪三振3、与四球1、失点2だった。
大谷はここまで5勝2敗、防御率3・32。今季は四死球が多く、無四球試合はまだゼロ。3、4月は好調だったが、5月は防御率4・06、6月は防御率5・73と苦しんでいる。(写真はAP)
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