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【中学受験】学校ではトップ層でも、塾では最下層 「偏差値50」“ボリュゾ中学受験”の熾烈さ
■偏差値30台からのスタート
我が家が中学受験の準備を始めたのは、5年生の中頃から。中学受験の勉強開始時期としてはかなり遅く、中途半端なスタートでした。
娘は幼稚園の頃から公文に通っていて学習習慣があり、学校の通知表でも主要4教科はすべて3段階で3。テストもほぼすべて満点だったため、中学受験でもそれなりのポジションに立てるだろうと予想していました。それがいかに甘い考えだったか、入塾後すぐに痛感させられます。
中途半端な時期の入塾だと、授業もかなり進んだ状態から参加しなければなりません。しかも、小学校では習わない内容のため、返ってきた解答用紙は白紙や赤字まみれ。必然的に、最初のテストは厳しい洗礼となりました。
なんと偏差値30台。得意の国語は偏差値55以上でしたが、積み重ねが必要な算数や知識が求められる理科・社会で惨敗。その後のテストや模擬試験でも、4教科の偏差値は見るに堪えないものばかりでした。遅れてのスタートだから当然といえばそうですが、勉強で落ちこぼれたことがない娘にとって衝撃的な経験でした。
学校では変わらずトップ層でも、塾に行けば校舎内で最下層。周りに追いつく必要があるため、落ち込む暇もないほど勉強に追われる毎日でした。そうして数カ月間辛酸をなめ続け、なんとか受験者の中間層となる偏差値50前後に届くように。校舎内でも最下層を抜け、中間層~上位層に入ることが増えました。
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