北朝鮮衛星打ち上げ失敗から2週間韓国軍は残骸回収難航中国軍と競争に

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北朝鮮「衛星」打ち上げ失敗から2週間 韓国軍は残骸回収難航、中国軍と競争に

1: ばーど ★ 2023/06/15(木) 08:38:14.18 ID:uqI8+y5G
【ソウル=時吉達也】北朝鮮が打ち上げに失敗した「軍事偵察衛星」の発射から、14日で2週間となった。韓国軍は朝鮮半島西側の公海に墜落した残骸の回収を急いでいるが、当初「2~3日」と想定されていた作業は難航。この間に中国軍の艦船も現場周辺に接近し、両国が残骸の所有権を競う事態に発展した。

「当初の見通しとのズレがかなり大きい。なぜ悪条件を考慮できなかったのか」。今月8日の韓国国防省の会見では、難航する回収作業に対し、韓国人記者から批判的な質問も出た。

北朝鮮の発表によると、5月31日に発射された「軍事偵察衛星」は、1段目のエンジンが分離した後、2段目部分に不具合が生じ墜落した。回収に向かった韓国軍は韓国西部於青島(オチョンド)の約200キロ西方の海面で、2段目部分とみられる残骸を発見したが、引き揚げに失敗して残骸は水深75メートルまで沈没。李鐘燮(イジョンソプ)国防相は翌6月1日の会見で「(回収が)明後日(3日)まではかかる」と述べ、数日内の作業完了を強調していた。

国防省関係者は回収作業の難航について、大潮の影響で潮流が早く、現場の水中の視界が50センチに満たない状況が続いたと説明。残骸が直径2~3メートル、長さ約15メートルと大型で、船舶と違い円筒形であることから、ロープによる固定作業の難易度も高いとしている。

「早ければ10~12日」(韓国軍関係者)と回収想定時期が再設定される中、国防省は12日、中国軍が周辺海域で残骸の回収作業を行っていることが確認されたと発表した。現場は中韓の排他的経済水域(EEZ)が重なり、両国が共同管理する「暫定措置水域」の公海に位置する。海洋条約上、先に引き揚げた方が残骸の所有権を得るという。

韓国軍関係者は「回収作業に対する妨害活動などは受けていない」としている。一方、飛翔体の先端に搭載された衛星部分など、その他の残骸の回収に中国側が成功する可能性もある。

(略)

産経新聞 2023/6/14 20:43
https://www.sankei.com/article/20230614-E67KGNPK3BKKPKY6EKFZMCA7VY/

※関連ソース
北朝鮮の墜落衛星引き揚げ 韓国、中国の活動確認
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71826980S3A610C2FF8000/

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