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【軍が自国民へ発砲】ミャンマーで拘束の北角裕樹さん「ミャンマーに関心持って」
ミャンマーで軍に拘束されその後日本に帰国したフリージャーナリストの北角裕樹さんが報告会に参加し、「ミャンマーに関心を持って欲しい」と訴えました。
「ドアを開けたところ、目に入ったのがポリスという防弾チョッキに書かれたステッカーだったんですけれども、その文字が目に入ってですね、これはヤバいなと」(フリージャーナリスト 北角裕樹さん)
22日、オンラインで行われた報告会では、北角さんやミャンマーメディアのジャーナリストらが、ミャンマーの現状や報道機関への弾圧などについて語りました。虚偽のニュースを広めたなどとして、およそ1か月にわたり拘束されていた北角さんは、今年4月に自宅で拘束された際の状況について、「7、8人の当局者が興奮した様子でパソコンやカメラを押収した」などと説明。
当局の車に乗せられる際には、周囲の人に気付いてもらえるよう手を上げてアピールしたということです。
「たまたま近くの警備員の、私の顔見知りなんですけれども、人が見つけてくれて」(フリージャーナリスト 北角裕樹さん)
北角さんは、今月14日に解放されて帰国した際、ミャンマーの人たちに向けて「あなたたちが希望です」などと英語でメッセージを送りましたが、これについては・・・。
「(ミャンマーの人たちに)あなたたちががんばっていることは、世界も見ているんだということを伝えたいと思ってました」(フリージャーナリスト 北角裕樹さん)
このように述べ、「ミャンマーで起きていることを日本でも世界に伝えていきたい」と改めて強調。「ミャンマーの民主主義を求める声に関心を持って欲しい」と訴えました。(22日22:01)
TBS 22日 22時01分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4274706.html