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エンゼルス・大谷翔平が2安打3四球、全5打席で出塁 打率・296に エンゼルス3連勝で今季最多貯金「7」
初回、10試合連続安打となる二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平投手(ロイター)
◆米大リーグ レンジャーズ3―7エンゼルス(13日・アーリントン=グローブライフフィールド)
エンゼルス・大谷翔平投手(28)が13日(日本時間14日)、敵地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。2安打3四球で全5打席で出塁し、2打数2安打で打率が2割9分6厘に上昇した。6月は48打数20安打の打率4割1分6厘で5本塁打、12打点と絶好調。チームも、首位・レンジャーズに2点差をひっくり返す逆転勝ちで3連勝として、貯金が今季最多の「7」となった。
初回1死走者なしの1打席目に、初対戦だった先発左腕・ブラッドフォードから右翼線への二塁打を放って10試合連続安打。内角の82・4マイル(約132・6キロ)のチェンジアップに反応し、打球速度112・5マイル(約181・1キロ)という鋭い当たりを右翼線へはじき返した。1点リード、3回2死走者なしの2打席目は、四球を選んで出塁した。
2点を追う6回1死走者なしの3打席目も、この試合でメジャーデビューとなった右腕・ホワイトから右前安打を放ち、3試合連続のマルチ安打をマーク。相手守備の乱れをつく好走塁で本塁に生還した。1点リード、7回2死二、三塁の4打席目は救援左腕・バークとの対戦だったが、申告敬遠。3点リード、9回2死走者なしの5打席目も右腕・リクラクから四球を選んで出塁し、今季10個目の盗塁となる二盗も決め、7点目のホームも踏んだ。
前日12日(同13日)は同点弾、勝ち越し弾を放つ大活躍だった大谷。7回の4打席目に、中堅左へ今季最長タイの飛距離140メートルとなる特大の19号同点ソロを放つと、延長12回には左翼へ勝ち越しの20号2ランを放った。リーグ最速で20本塁打に到達し、リーグ本塁打ランキングでも19本のジャッジ(ヤンキース)を一気に抜いて単独トップに浮上。試合後には「ボールの見え方もよかったですし、結果もよかったかなと思います。打っているシチュエーションもよかったので、なおさらにうれしいかなと思います」と手応えを口にしていた。