阪神・前川 聖地初スタメンでオリックス“由伸撃ち”狙う 9連戦で自信深め、高まる待望プロ1号「挑戦したい」 

阪神・前川 聖地初スタメンでオリックス“由伸撃ち”狙う 9連戦で自信深め、高まる待望プロ1号「挑戦したい」 

阪神・前川 聖地初スタメンでオリックス“由伸撃ち”狙う 9連戦で自信深め、高まる待望プロ1号「挑戦したい」 

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 阪神・前川右京外野手(20)が12日、“由伸撃ち”で関西ダービー初戦勝利に貢献することを誓った。自身にとって聖地初スタメンが有力な13日・オリックス戦(甲子園)は、球界トップクラスの右腕・山本由伸投手(24)が先発。高卒1年目だった昨季のオープン戦では左前打を放っており、イメージは良好だ。勢いに乗る若きスラッガーが強敵撃破の一翼を担う。
 怒濤(どとう)の9連戦を終えても、前川の目は輝いていた。東北、北海道で手にした自信がにじみ出る。堂々とした足取りで、新千歳空港から関西への帰路に就いた。
 一皮むけた6日間だった。6日・楽天戦(楽天モバイル)でプロ初安打を記録してからここまで出場5試合連続安打をマーク。二塁打、三塁打も飛び出し、スラッガーらしさを1軍の舞台で存分に発揮した。6月は21打数7安打、打率・333。「低めの変化球も見逃せるようになってきた」と1軍投手のボールに目が慣れてきており、プロ初本塁打の期待も高まる。
 待ち受ける球界トップ投手との対戦が、成長に拍車をかける。13日・オリックス戦(甲子園)では山本が先発。本拠地での初先発が有力な前川は「球が速くて変化球のキレもいい。本当にすごい」とリスペクトを表した。
 相手は東京五輪、WBCでも優勝に貢献した右腕。実績の差はあるが、「頑張ります!いろいろ挑戦していきたい」。今なら“ジャイアントキリング”を起こせる可能性は十分にある。
 山本とは高卒1年目だった22年3月18日のオープン戦・オリックス戦(京セラ)で対戦。1打席目は空振り三振ながら、五回無死一塁の2打席目は6球目のカーブを捉えて左前打を放った。「真っすぐが噴き上がってくる」と剛球の軌道もインプット済み。452日ぶりの対戦で貴重な経験を生かす時が来た。
 7日・楽天戦(楽天モバイル)では元メジャーリーガーの田中将から2安打を記録。10日・日本ハム戦(エスコン)ではWBC右腕・伊藤から2点を追う四回1死二、三塁で直球を捉え、一時同点となる右前2点適時打を放った。「いいピッチャーとやらせてもらった」。好投手相手にも自らのスイングが通用することを証明した。
 13日は先発すれば初めて聖地で守備に就くが、2軍では右翼守備を経験済み。「風とかすごいのでしっかりコミュニケーションをとってやりたい」と浜風が吹く中で守る難しさも知っている。
 「(甲子園は)ヒット一本に対してすごく大きい声援を送っていただける」。大観衆の虎党の前で名刺代わりの快音を鳴らす。

https://news.yahoo.co.jp/articles/301c7166f2db5e9f83a5f34cd5cbe1e4035b1df8


【ブレないデイリー】今日の一面
阪神・前川 9連戦で自信深め、聖地初先発で“由伸撃ち”狙う 高まる待望プロ1号「挑戦したい」 
記事はコチラ→ https://www.daily.co.jp/tigers/2023/06/13/0016465849.shtml 
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