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エンゼルス・大谷翔平のデーゲーム打率が4割超えに ミスター・ジューンも健在!6月打率は3割8分1厘
スポーツ報知
3安打を放った大谷翔平(ロイター)
◆米大リーグ エンゼルス9―4マリナーズ(11日・アナハイム=エンゼル・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平投手(28)が11日(日本時間12日)の本拠地・マリナーズ戦のスタメンに「2番・指名打者」で出場。3試合連続本塁打とはならなかったが、5打数3安打1三振で打率は2割8分7厘に上昇した。今季自身最長の8試合連続安打、2試合ぶりのマルチ安打で6月は3度目となる3安打以上をマーク。打撃内容は二ゴロ、右前安打、右前安打、見逃し三振、右前安打で、3安打はすべて右前に運んだ。
睡眠は「質より量」として、「ギリギリまでいつも寝る」と言っている大谷。デーゲームはナイター明けで睡眠時間の確保が難しそうだが、なぜかデーゲームが好調だ。今季はナイターでこれまで43試合に出場し、打率は2割2分6厘だが、デーゲームはこの日も含めて22試合で86打数35安打と、打率は驚異の4割7厘となった。
初回に回った第1打席は二ゴロ、3回に先頭で回った第2打席で、相手先発のギルバートに追い込まれてからの4球目、外角低めのスプリットをうまく拾って右手一本で振り切って右前安打にしていた。4回は敵失と死球で無死一、二塁の場面で打席が回り、相手マウンドは2番手・ブラッシュに交代。その代わりばな、初球の内角高めのスライダーを右前に運んで、6月に入って3度目のマルチ安打をマークした。
6回に回った第4打席は、相手マウンドが3番手の左腕・サウセド。無死一、二塁の好機だったが、3球で見逃し三振に倒れていた。8回に回った第5打席で5番手・フレクセンが投げた、カウント0-1から内角高め、見逃せばボールのカットボールを右前に運んだ。リアル二刀流試合となった9日の同カード以来、今月3度目となる3安打以上ゲームとなった。
これで6月の打率は42打数16安打の3割8分1厘まで上昇。6月3日の敵地でのアストロズ戦から続く8試合連続安打中は、打率4割5分5厘、4二塁打、1三塁打、3本塁打、8打点。キャリア成績も、6月は通算3割2分3厘と、他の月と比べて唯一の3割超えと「ミスター・ジューン」ぶりは今年も見られている。
大谷は前日の同カード、2戦連発となる18号2ランを放ち、ア・リーグの本塁打ランクトップのヤンキース・ジャッジに1本差に迫っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5453889788eb367171cce581478fed70d97a27c3
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