松本人志もリスペクト、51歳のレジェンド現役キックボクサー・立嶋篤史のクレイジーな生き様

松本人志もリスペクト、51歳のレジェンド現役キックボクサー・立嶋篤史のクレイジーな生き様

松本人志もリスペクト、51歳のレジェンド現役キックボクサー・立嶋篤史のクレイジーな生き様

1: 名無しさん@恐縮です 2023/06/06(火) 19:16:12.10 ID:TO7AJqvv9
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e48c420ea5ef2033d351b87e6e7126465fe5092
6/6(火) 19:01配信

『クレイジージャーニー』(6月5日放送)
特別編として、松本人志の盟友にしてキックボクシング界のレジェンドで51歳になった今も現役をつづけるカリスマ・立嶋篤史を特集。

32年前に高校生でデビューし全日本チャンピオンに輝き、当時のキック界では異例の1000万円プレイヤーになった立嶋。彼は『ガキ使』の大ファンで何度かフリートークを観に来ていたそうで、1994年ころから松本も立嶋の試合を観に行くなど交流があったそう。松本は立嶋を「だいぶ偏屈よ」と表現する。

立嶋のジムは、そのキャラクターのイメージを裏切らない昭和感あふれる佇まい。線路の真横にあり、彼の小さな声はかき消されてしまう。「僕、クレイジーじゃないですよ」と小さな声でつぶやき「スゴいですね」と言われても「スゴくはないです」「スゴかったらみんな僕のこと知ってます」と繰り返す。家には「猫大嫌いなんですけど」などと言いつつ、保護猫4匹を飼っている。「なんで飼ってるんですか」と聞かれ「偽善です」と答えるところに彼の性格が表れていた。

褒められても否定し、常に謙遜していた彼が「ありがとうございます、うれしいです」と素直に喜んだのは息子・挑己(いどむ)の名を「いい名前」と褒められたとき。そんな息子とは、3年ほど音信不通だそう。立嶋「辛かったですね、彼がいきなり消えて。全然変わっちゃいましたね……」。

スタッフに「もう第2の人生歩んだほうが楽じゃないかって思ったことは?」と問われ、即座に「第1の人生がちゃんと終わってないのに?」と返したところに彼の深い思索の跡が滲む。

そんな立嶋が目標にしていたのが、100戦を戦うこと。偶然にも、松本が気になる人物として名前を挙げ取材を開始したタイミングがその100戦目を控えた時期。しかもその対戦相手が「まつもとひとし(松元仁志)」という同姓同名の選手という奇跡のような巡り合わせ。

立嶋が「本気でやってくれた」と取材陣を称えたように、試合前日には息子にコンタクトを取り、話を聞く丁寧な仕事っぷり。その息子は「こっそり」と試合当日観戦にも訪れていた。

劣勢のつづく試合。最終ラウンドにはダウンを奪われ打撃をもらい続ける立嶋。それでも前へ挑みつづける。するとそれまで無言で見つめていた息子が「いける! 最後までいけるぞ!」と声を上げる。

結果、残り1秒でTKO負けという劇的な最後に。松本がリスペクトするその生き様が詰まったような試合だった。試合後、息子が来ていたことを知らされ、わずかに表情が緩む立嶋。「これからの予定は?」と聞かれ「走って帰る」と答え、歓声に応えながら走っていく姿は、あまりにも不器用で、あまりにも泥臭く、あまりにもクレイジーでカッコよかった。



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