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【鳥谷敬】阪神バッテリーは勝負球カーブを消され窮屈に 完封負け打線は四球の重み再認識できた
<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム4-0阪神>◇9日◇エスコンフィールド阪神が敵地日本ハム戦で完敗した。プロ初先発のドラフト6位富田蓮投手(21)が3回3失点でプロ初黒星を喫した。岡田彰布監督(65)は元同僚の新庄剛志監督(51)との対決で、阪神戦初勝利を献上。日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(41)は虎バッテリーと日本ハム打線の「カーブを巡る攻防」が勝敗を分けたと解説した。【聞き手=佐井陽介】◇ ◇ ◇阪神バッテリーは序盤から配球に苦労していました。先発はプロ初先発のドラフト6位富田投手。おそらく得意球であろうカーブを早々に選択肢から削らざるを得なくなり、配球が窮屈になったのでしょう。カーブを巡る攻防で日本ハム打線に軍配が上がったのは2回です。無死一塁から6番マルティネス選手がカーブを左中間に落とし、好機を拡大。なおも2死二、三塁、今度は9番伏見選手が同じ球種で三遊間を割ったことで、一気に情勢が日本ハム側に傾いたように感じます。伏見選手に先制打を浴びた1球はフルカウントからの勝負球。頼みの綱ともいえるカーブに再び対応され、阪神バッテリーは相当に苦しくなったと想像します。たとえば3回2死一塁、5番松本剛選手に12球粘られて四球を与えた打席でも、カーブは初球の1球だけ。富田投手は3回3失点という数字以上に苦しんだのではないでしょうか。打線は下手投げからストライクゾーンで勝負を挑んでくる先発の鈴木投手に対して、なかなか攻略の糸口を見つけ出せませんでした。救援陣との対戦も含めて、9イニングを通して奪った四球は2つだけ。ある意味、ここまで貫いてきた「四球も絡めながらつなぐ野球」が間違っていないのだと再認識できたはずです。一方、日本ハム側も課題がなかったわけではありません。少し気になったのは3回無死二塁での守備です。1番近本選手が右翼フェンス際まで右飛を打ち上げた場面。右翼手の万波選手は三塁方向へ送球しましたが、あのケースは本塁方向に投げるべきでした。二塁走者の三塁進塁は避けられなかった大飛球。送球がそれるリスクも考えた上で、冷静に本塁送球を選ぶべきだったように感じます。新庄監督率いるファイターズはまだまだ若いチーム。細部を地道に改善していけば、さらにチーム力を上げられるはずです。(日刊スポーツ評論家)https://news.yahoo.co.jp/articles/171b4de139f1a4841adee481dd335bd3a1770abd
富田くんの強みは左打者の内角直球だと思ってた。それを活かすための変化球っていう認識。
にしても球種の多さに驚いた。これだけあればもっと直球が活かせると思うんだけど… てか活かさなきゃ速球に慣れているパ相手じゃ全部見切られちゃうよね。こういう組立は坂本の方が上手そう。はっきり言うて。 https://twitter.com/NikkanNaruohama/status/1667166958964310017 …
にしても球種の多さに驚いた。これだけあればもっと直球が活かせると思うんだけど… てか活かさなきゃ速球に慣れているパ相手じゃ全部見切られちゃうよね。こういう組立は坂本の方が上手そう。はっきり言うて。 https://twitter.com/NikkanNaruohama/status/1667166958964310017 …