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ケイ駐韓中国大使「米国勝利への賭け、後日必ず後悔する」…韓国政府に対して脅迫
【写真】共に民主・李在
ケイ大使はこの日、ソウル市城北区の中国大使公邸に李代表を招待し「習近平主席の指導の下で、中国の夢という偉大な夢をひたすら成し遂げようとする確固たる意志を理解しなければ、単なる机上の空論に過ぎない」とした上で上記のように述べた。一国の外交官が駐在国の政府を正面から公に批判するのは異例だ。李代表は日本の福島汚染水放流問題について意見交換するためケイ大使と会い、これを共に民主党の公式ユーチューブを通じてライブ中継した。政界では李代表の今回の行動について「中国大使が韓国政府に不満をぶちまける公開の場を提供した」との指摘が相次いでいる。
ケイ大使は「今の中韓関係は難しい状況」としながらも「率直に言ってその責任は中国にあるのではない」と主張した。その一方で「台湾問題は中国にとって核心的な関心事項の中の核心であり、中韓関係の基礎でもある」「台湾問題に対する中国の核心的な懸念を確実に尊重せよ」とも述べた。韓国政府による韓米同盟強化と台湾関連の発言を問題視したものと解釈できる。
李代表は福島原発汚染水への共同対応を求めたが、これに対してケイ大使は「日本は太平洋を自分の家の下水道のように考えている」「汚染水放流には決然と反対する」と答えた。ケイ大使は北朝鮮問題についても「率直に言えば中国は双中断(北朝鮮の挑発と韓米合同軍事演習の同時中断)を改めて推進し、対話の再開を進めるよう訴えている」と説明した。
この席で李代表は「韓中国民の信頼関係がリスクに直面していることは否定できない状況だ」「日本による核汚染水の海洋投棄問題に対して可能であれば共同の対応策を講じることができれば幸い」と述べた。
ヤン・ジホ記者
朝鮮日報日本語版 2023/06/09 10:38
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/06/09/2023060980017.html