あわせて読みたい
レッドソックス・吉田正尚 22度目マルチ安打で逆転勝利に貢献 同地区首位・レイズとのWヘッダー先勝
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/06/04/kiji/20230604s00001007197000c.html
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/06/03/jpeg/20230604s00001007196000p_view.jpg
【ア・リーグ レッドソックス8ー5レイズ ( 2023年6月3日 ボストン )】 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が3日(日本時間4日)、本拠地で行われたレイズとのダブルヘッダー第1試合に「4番・左翼」でスタメン出場。適時二塁打を含む、2試合ぶり22度目のマルチ安打でチームの連勝に貢献した。
試合の中で修正し、確実に結果を出した。初回2死一塁からの第1打席はレイズ先発で右サイドハンドのケリーの88・4マイル(約142・2キロ)のシンカーに詰まらされて二ゴロに倒れ、4回1死からの第2打席は左スリークォーターのラソルサのスライダーに空振り三振に倒れた。
2打席目まではタイミングを崩された。しかし、そのままでは終わらない。適応力で結果を出してみせた。ターナーの走者一掃二塁打で5-4と逆転した直後、6回2死二塁からの第4打席だ。左腕・ビークスの外角高め94・1マイル(約151・4キロ)直球を確実にコンタクト。逆らわずに左翼線に運び、適時二塁打で貴重な得点を加えた。
続くデュランが右前打を放つと、雨が降りしきる中、必死の形相で激走して二塁から生還した。2試合ぶりの安打、打点で、この回6得点の猛攻劇に貢献。ナインの祝福を受けたベンチで、笑顔がはじけた。
8-5の8回1死からは一塁内野安打を放って、2試合ぶり22度目のマルチ安打も記録。打率を・316まで上昇させた。前日2日(同3日)に予定されていたレイズ戦は悪天候のため中止。1日(同2日)のレッズ戦で、連続試合マルチ安打が4でストップしていただけに、つかの間の休息がプラスに働いた形だ。
チームは逆転勝利を収め、連勝で貯金を3とした。同地区首位・レイズとのダブルヘッダーに先勝。吉田が安打、打点を積み重ね、チームの浮上に貢献する