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山谷花純が10年間続けた朝ドラオーディション、その意外な意義とは?
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6/3(土) 8:15 WEBザテレビジョン
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c148549709c4d59bb16a85e89b4bcbeb8b604e4
山谷花純 ※ザテレビジョン撮影
(出典 thetv.jp)
(出典 thetv.jp)
高知県出身の植物学者・牧野富太郎をモデルに、神木隆之介演じる主人公・槙野万太郎の波乱万丈な生涯を描いた連続テレビ小説「らんまん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の東京編が5月からスタート。浜辺美波が扮(ふん)するヒロイン・寿恵子も本格的に登場し、恋愛模様も加速度的に進んでいる。
5月10日放送の第28回からは、万太郎の下宿先となる十徳長屋の住人で、ワケあって東京に流れ着いたミステリアスな小料理店の女中・宇佐美ゆうが登場。大河ドラマ初出演となる「鎌倉殿の13人」(2022年、NHK総合ほか)で鎌倉幕府2代将軍・源頼家の妻・せつを好演した山谷花純が演じている。
話題作に出演し続ける山谷は「らんまん」にどんな思いで臨んでいるのか。朝ドラオーディションのエピソードや十徳長屋の会話劇について、さらに彼女なりの心にゆとりを持つ方法など、さまざまなことを語ってもらった。
■真摯に誠実に向き合って会話してお芝居をすることが大切
――「あまちゃん」(2013年、NHK)に続いて「らんまん」で二度目の朝ドラ作品への出演となります。10年にわたって朝ドラのオーディションを受け続けてきたそうですね。
「あまちゃん」が初の朝ドラ出演で、気付いたら10年の時がたっていましたね(笑)。年2回の朝ドラオーディションを受けさせてもらって、念願かなってやっと台本を手にすることができました。
――諦めずに挑戦し続けられた理由はありますか?
もう恒例行事ですよ(笑)。毎回NHKのスタジオに番号で結果が張り出されるんですけど、その番号をマネージャーさんに確認してもらって「あった」「なかった」って後日、報告してもらうんです。高校受験とか大学受験に近い感覚ですね。
それを繰り返していると、受かる、受からないよりも、楽しんでこようって気持ちになるんです。やっぱり合格する人の方が少なくて、落ちる人の方が何倍も多いので。結果よりも、そこで自分がどう過ごすかを大切にした10年間でした。
実は、朝ドラのオーディションって独特で、人間性を見られる質問もすごく多いんです。今日は「どんな質問をされるんだろう?」「私のことを興味持ってもらえるかな?」って、ワクワクした気持ちでオーディションには参加していました。
10年オーディションを受けた中で、自分でいろいろと試行錯誤してみたこともあるんです。覚えてもらうために飛び抜けたこと言ってみたりして(笑)。でも、やっぱり真摯に誠実に向き合って会話してお芝居をすることが一番大切なんだろうなって結論にたどり着きました。
■家族総出で目標にしていた場所
――落ち込むこともなく挑戦し続けられたのは、楽しもうという姿勢で臨んでいたからなんですね。
それが、やっぱり落ち込むんです。98%受からないと思っていても、残りの2%はどこか受かることを信じている自分がいるので。お母さんにも何回かオーディションのスタジオの前まで送ってもらっていたんですけど、「今回は一次通るといいね」って声を掛けてもらっていました。家族総出で目標にしていた場所なんです。
――それなら出演が決まってご家族は喜んだでしょうね。
オーディションの結果についてマネージャーさんから電話を頂いたタイミングが丁度、お母さんと妹と3人でご飯を食べていたときだったんです。去年、大河ドラマに出演させてもらったときも喜んでくれたんですけど、一つ一つの作品がつながっているってお母さんも喜んでくれていました。
大河からまた朝ドラでNHKに10年ぶりに帰ってこられたんだっていうのを、自分でも実感できた瞬間でしたね。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)