小泉進次郎のおかげで、「マイスプーン商戦」が過熱か

とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

（大木優紀アナウンサー）
今年3月にコンビニで渡されるスプーンやフォーク、プラスチック製のものが有料化されるかもしれないという話題、このコーナーでもお伝えしたの覚えてらっしゃいますか？

（小松靖アナウンサー）
もちろん、覚えてます！

（大木アナ）
実は、これに関連した「プラスチック新法案」について今日議論されたのでみていきましょう。今日の衆議院の環境委員会で立憲民主党の関健一郎議員からこんな質問がありました。「スプーン、フォーク、ストロー有料化は視野に入っているのでしょうか？」。これに対して退院したばかりの小泉環境大臣が答えました。「私はその選択肢（有料化）も含めてインセンティブ化も含めた多様な在り方が望ましいと思っている」。小泉節ですね、この言い回し。ポイントとなるのは「多様な在り方」というところで、「有料化」・「ポイント還元」・「軽量化されたものを使用」など様々な案の中からこのプラスチックゴミをどう減らしていくか、ここから議論していく段階だったわけなんです。ただ前回「プラスチック新法案」が閣議決定された時に、割と「有料化」というところがフィーチャーされてしまったので、皆さんの中にも「有料化されていくのかな」と感じた方も多かったと思うんですが、美沙希さんどうですか？

（林美沙希アナウンサー）
でも「有料化」前提で進めていくわけではないということなんですね。

（大木アナ）
そうなんです。様々な方法の中から考えるということで、実はすでに各コンビニではプラスチックゴミを減らす取り組みが始まっているんです。

まずはファミリーマートのスプーンを皆さんのお手元にご用意しました。田中さん、どこに工夫があるかわかりますか？

（田中萌アナウンサー）
（※スプーンの柄を示して）こんなところに穴空いてましたか？

（大木アナ）
はい！いい視点ですね！今月からファミリーマートはスプーンのデザインを変更して、持ち手の部分に大きく穴が空きました。これによって12％のプラスチック削減を行っているということなんですよ。

（小松靖アナ）
結構大きく減りましたね！

（大木アナ）
結構減りましたし、涙ぐましい努力というか&

（小松アナ）
でも、なんかデザインもいい感じというか、柄の部分がこういうデザインってあってもおかしくないし、セクシーと言えばセクシーですね。

（大木アナ）
やっぱり耐久性など含めて色々検討した結果、ファミリーマートではこういうことが行われています。

そしてセブンイレブンではスプーン・フォークいらないですという方にポイント還元を検討中です。いわばご褒美型ですよね。

（小松アナ）
これはまだこれからそうなるかもしれないという話ですね。

（大木アナ）
一部店舗で始めてみて、今後全国に展開していくか検討するということです。

（大木アナ）
こうなってくると&というのが次の話題。今後、エコバッグと一緒にマイスプーンを持ち歩くのがもしかしたらスタンダードになるのかなって思うんですよね。林さん、こういうお箸やスプーンなど持ち歩いたりしてますか？

（林美沙希アナ）
マイスプーンとかはお弁当を作った時などは持ってますね。

（大木アナ）
今後は、コンビニでお弁当を買うときも、カトラリーは自分で持つようになるかもしれないですね。というのも100円ショップのSeriaではこんな素敵なスプーンなどを売ってるんですよ、110円で！（デリランチ　コンビセット）（ケース付木目ランチスプーン　ナチュラル）
こうしたものを、もしかしたらエコバッグと一緒に持ち歩くのがスタンダードになるのかもしれません。楽しみながらプラスチックゴミを削減する努力を消費者側もしていきたいですね。
以上、今日のトレバズでした。

（「スーパーJチャンネル」5月21日放送分より）