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【米韓首脳会談】韓国メディア「日本の菅首相は迎賓館に泊まったのに… 文大統領はなぜホテル?…」
左は日本の菅義偉首相が訪問した先月16日(現地時間)、ワシントンDCの大統領迎賓館「ブレアハウス」に日章旗がかかっている様子。米国の公共ラジオNPRのスコットディート記者が撮影した。右は文在寅大統領が訪米した20日、星条旗がかかっているブレアハウス。
「あれ?太極旗がないけど?」
20日午後(現地時間)、米ワシントンDC市内の迎賓館「ブレアハウス」には星条旗だけがかかっていた。先月16日、バイデン米大統領との初対面首脳会談のため、日本の菅義偉首相が訪米した際に日章旗がかかっていたのとは異なり、太極旗は見当たらなかった。
道を挟んでホワイトハウスに隣接するこの場所は、外国の首脳が米国を訪れた時に利用される「米大統領の迎賓館」だ。菅首相が先月訪れた際、ホワイトハウスから徒歩2分の距離にあるここに泊まった。当時、米公共ラジオNPRのスコットディート記者はツイッターに日章旗がはためくブレアハウスの写真を上げ、「ブレアハウスが(外国から)訪問する高官を泊まらせる伝統的な役割に戻った。日本の菅義偉首相がバイデン大統領と初対面首脳会談をする外国首脳としてここに泊まっている」と書いた。
しかし、この日、文在寅大統領がワシントンDCを訪れている事実を知らせる太極旗は別の所にかかっていた。ホワイトハウスから徒歩6分の距離にある某ホテルの入り口に太極旗と星条旗が並んでかかっていた。普段このホテルは、入口周辺に多数の星条旗を掲揚するが、そのうちのいくつかを太極旗に変えた状態だった。
過去、他の韓国の大統領も、米国を訪れた際にはホワイトハウス近くにある5つ星ホテルであるここに立ち寄ったことがある。主に米商工会議所関係者など企業とラウンドテーブルをするためだった。
(略)