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巨人が「東京ドーム」を捨てて「築地」に移転すると噂される「驚愕の理由」
巨人長年の悲願ついに実現か
「自前の球場を持つというのは、我々が長年描いてきた悲願の構想です。これが実現すれば、球場内の飲食店の売り上げや広告収入も全て球団に入るようになる。経営が一気に楽になるんです」(読売新聞グループ関係者)
数年前から噂され、一時は実現不可能に思われた巨人の本拠地移転計画が、再浮上している。
「東京ドームは、あくまで他社の施設。年間25億円ともいわれるレンタル料のほか、グッズ収入等のロイヤリティも支払わなければならないんです。’88年開場で老朽化も進んでおり、今では狭い球場の代表になってしまっている。コロナ禍で大改修が行われたものの、魅力的な本拠地ではなくなってきています」(スポーツ紙巨人担当記者)
そこで読売グループが目をつけたのが、築地市場の跡地なのだという。前出の関係者が話す。
「都営大江戸線の築地市場駅から出てすぐの場所で、銀座にも歩いて行ける。都心のこんな好立地はそうそう出てきませんよ。’17年に小池百合子都知事がこの場所を『食のテーマパーク』とする構想を掲げたため、計画は一度頓挫しました。しかし、’19年に都が公表した築地の再開発方針には『食を中心とした事業』という記載はなく、現在まで具体的な内容が明らかになっていない。球団の中枢にいた読売グループOBも『やはり築地なんだ』と漏らしています」
仮に実現すれば、どんな球場が出来上がるのか。
「東京ドームのような人工芝ではなく、天然芝を採用し、開閉式のドームにするという話も出ている。球場完成とともに松井秀喜を監督として招けば、この上ない盛り上がりとなるでしょう」(同・関係者)
この件について読売巨人軍に質問したところ、
「当球団のフランチャイズ球場は東京ドームであり、(中略)フランチャイズを変更する計画はまったくありません」と回答した。
築地であれば巨人ファンも納得しそうだが……。
「週刊現代」2023年6月3・10日号より
週刊現代(講談社)
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