ユーチューバーまねる児童の発言で、クラス全員が言うことを聞かなくなる…「先生って何も知らないんや」

ユーチューバーまねる児童の発言で、クラス全員が言うことを聞かなくなる…「先生って何も知らないんや」

ユーチューバーまねる児童の発言で、クラス全員が言うことを聞かなくなる…「先生って何も知らないんや」

1 はな ★ :2023/05/29(月) 10:34:15.50

ユーチューバーまねる児童「先生なのに知らんの?」…クラスに波及、整列の指示も反応せず
2023/05/29 05:00 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20230528-OYT1T50218/

[情報偏食]第3部 揺れる教育現場<1>

インターネット上の情報は全て正しい――。ネットが身近な環境に育ち、デジタル端末を自在に操る子どもたちのそんな認識は、思考が偏るリスクと隣り合わせにある。

5月中旬、埼玉県戸田市の市立小学校であった特別授業。5年生の教室で、このクラスの児童37人がノートパソコンでネットの検索サイトを開いていた。

探していたのは、カモノハシの赤ちゃんの画像。半数超の20人は同じ1枚にたどり着いた。それは海外アーティストが作った精巧な彫刻作品の画像で、「正解」ではなかったが、ゾウやパンダと違ってカモノハシの赤ちゃんを目にする機会は、そうない。この画像を「本物」とした児童に理由を聞くと、多くが「検索結果で上の方に出てきたから」と答えた。

ネット情報の適切な活用を教える外部講師の安藤未希さん(37)によると、画像はアーティスト本人ではない第三者が、「カモノハシの赤ちゃん」としてSNS上で拡散した結果、サイトのアルゴリズム(計算手順)によって上位に表示されるようになった。男子児童(11)は「ネットの情報に間違いがあるなんて思わなかった」と驚く。

安藤さんは「出典を確認するという所作を身に付けることが大切だ」と訴える。

政府のGIGAスクール構想でデジタル端末の1人1台配備が実現した学校現場では、子どもたちが授業中もネットとつながる。滋賀県の小学校で教壇に立つ20歳代の女性教員は、端末から目を離さない児童がいると、チョークを持つ手が震える。

「先生なのに知らんの?」。昨年度に受け持った4年生のクラスで、男子児童の一人から繰り返し言われた。

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