宮迫博之　テレビの〝ジャニーズ忖度〟は「むちゃくちゃあると思う」

宮迫博之　テレビの〝ジャニーズ忖度〟は「むちゃくちゃあると思う」

　元雨上がり決死隊・宮迫博之と落語家のヨネスケが16日、ユーチューブ版ワイドショー番組「宮迫博之のサコるニュース」でジャニーズ事務所の性加害問題に言及した。

　ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長は、14日に故ジャニー喜多川前社長の性加害に対する声明を発表。「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした」と謝罪した。

　同時に明らかにしたのは、事務所の異様な統治体系だ。喜多川氏がタレントのプロデュースを、ジュリー氏の母・藤島メリー泰子（メリー喜多川）元副社長が会社経営をそれぞれ担い、この2トップが全権を掌握。ジュリー氏は謝罪声明で、自身は1999年から取締役だが実情は蚊帳の外だったとした上で、性加害問題を含めて「会社運営に関わるような重要な情報は、二人以外には知ることの出来ない状態が恒常化していました」と釈明した。

　これに宮迫は「知らなかったというのは、それは親子関係ですから。知らなかったというより、見ようとしなかったという背景があるように感じる」と分析。

　宮迫も過去にスキャンダルを起こしてきたが「騒動のこと、息子は聞いてこない。姪の子も聞いてこない」と述べた。

　ヨネスケは「僕ら素人の方が知っていたような感じ。いまになって、あいまいにするより、パッと謝った方がいい」と提言。他方で「何にもなかった人も（性被害に）遭ったように見られるのが嫌だよ～」とも語り、宮迫も「そこは嫌ですよね」と同意してた。

　共演のお笑いジャーナリストのたかまつななからは、メディアによる〝ジャニーズ忖度〟についても質問が飛んだ。

　これに宮迫は「むちゃくちゃあると思いますよ。ジャニーズは全局で番組持ってますし、忖度は働くと思う」と即答した。