「伊勢谷友介の映画復帰に反発!批判殺到の理由とは?」

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伊勢谷 友介(いせや ゆうすけ、1976年5月29日 – )は、日本の俳優、映画監督、美術家、実業家、リバースプロジェクト所属・同代表。「Loohcs」発起人。 学生時代、ファッションモデルとしてデビューし、その後は主に俳優として活動している。 腕の良いテーラー(仕立て屋)を父として、父親が53歳9…
32キロバイト (3,501 語) – 2023年4月19日 (水) 09:37

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1 冬月記者 ★

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伊勢谷友介の映画復帰に批判殺到…間違いを許せる世の中はいつ来るのか

 2020年9月に*所持容疑で逮捕され、有罪判決を受け執行猶予中の俳優・伊勢谷友介(46)が、映画の撮影に参加していると報道された。

 僕も映画関係者から聞いたのだが、「ペナルティループ」という作品で、来年春に公開予定。その頃には伊勢谷の執行猶予期間は明けるということになっている。

 すなわち仕事復帰したということになるが、ネット上では「活動再開が早すぎる」「執行猶予を終えてから仕事をすべき」といった声が上がっている。確かに、人に見られるのが商売の芸能界では、これまで執行猶予明けに仕事を再開するというのが“常識的”だとされてきた。最近も、ピエール瀧が猶予期間中に映画撮影に参加してネットで厳しい批判が出ていた。

■スポンサーは問題なしと判断

 しかし、僕は執行猶予期間中であっても、仕事をしても構わないと思っている。これがもし一般人だった場合、仮にそれまで働いていた会社を解雇になっても、何かしらの仕事を見つけて働かなければ生きていけないわけで、「仕事をしてはいけない」というのはおかしい。芸能人も同じで、たとえば誰でも見られるようなテレビ出演は、会社の解雇と同じく「見合わせよう」となるかもしれないが、映画や舞台、個人ライブなどの「見に行く人」がOKしてお金を出してくれる仕事なら別だ。

 今の映画製作はほとんどが製作委員会システムになっていて、だいたい6、7社がお金を出し合って利益を分配するという格好になっている。出資している会社の一つでも「その俳優の起用はイメージダウンだ」と言えば、出演は見送られる。うるさいスポンサーとそうでないスポンサーがあって、こだわらなければ問題はない。伊勢谷の場合はスポンサーが問題なしと判断した。

 僕の知り合いの映画プロデューサーは、「伊勢谷さんだったら僕も使いたい。敵役、悪役などであの個性は得難いものがある」のだそうだ。そもそも犯罪がダメだとしたら、不倫などのスキャンダルで仕事がなくなってしまうケースの説明がつかない。タレントのイメージによっては永遠にニーズがないこともあるので、要するに使う側が必要としてくれるかどうかが問われるのだ。

 まあ、長い人生で失敗することもあるだろうし、“やり直し”の利く世の中であって欲しいと思うのだが……。

(城下尊之/芸能ジャーナリスト)

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