あわせて読みたい
学校に「桃鉄」 3000以上の小中学校が利用申請 貧乏神のいない教育版に熱視線
1 朝一から閉店までφ ★ :2023/05/07(日) 21:14:24.29
毎日新聞 2023/5/5 16:00(最終更新 5/5 16:00)
人気ゲーム「桃太郎電鉄」(桃鉄)の教育用に特化されたバージョンが注目されている。桃鉄シリーズを制作するコナミデジタルエンタテインメント(東京都)が2023年1月、教育分野に貢献しようと「桃太郎電鉄教育版 日本っておもしろい!」を無償で提供するサービスを始めたところ、4月中旬までに全国3000以上の小中学校から利用申請があった。
桃鉄はすごろく方式で日本中の鉄路を巡って「物件」を買い集め、資産額を競う。物件は実際の地域性を反映しており、新潟県は水田、愛知県は自動車工場、愛媛県はミカン畑といった具合だ。秋田県の「きりたんぽ鍋」や島根県の「出雲そば」などご当地の自慢の味も登場し、幅広く地理の知識を得られる。城や古戦場を巡るスタンプラリーなど、歴史にまつわる「イベント」が出現することもある。
「今日は桃鉄で、日本の歴史に関する情報を集めてみよう」
市教委がすべての小中学校で桃鉄教育版を使えるようにしている大阪府枚方市の菅原小の6年生の教室。4月中旬、世古真人教諭(40)が声をかけると児童は各自のタブレット端末で桃鉄教育版を起動した。班ごとに北海道や関東、近畿など地域を分担し、画面の中でサイコロを振って旅を開始。この日の目的は、1年間かけて学ぶ歴史の授業の足がかりをつかむことだ。
「徳川家康の城が見つかった」「(岩手県の)平泉に有名なお寺がある」などと声が上がった。授業の後半に感想を発表し合うと、「近畿や九州には歴史っぽいものが多く、北の方は少ないと感じた」といった発言も。世古教諭は「本当なら、それはなぜなのか。これから調べていこう」と応じた。
===== 後略 =====
全文は下記URLで