あわせて読みたい
妊娠まんさん「私も射精ピュッピュ係がよかった(怒)」
「私も射精ピュッピュ係がよかった!」つわりに苦しむ妻の怒り爆発…男の幻想を打ち破るまさかの“女のホンネ”――2022年BEST5 | ニコニコニュース
2022年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。コミック部門の第2位は、こちら!(初公開日 2022年5月11日)。
* * *
恋愛やセックスにまつわる女性の本音をコミカルに描き出した『アラサーちゃん』の作者・峰なゆかさんによる育児エッセイ漫画『わが子ちゃん』(扶桑社)。「女子SPA!」での連載開始当初から、妊娠や出産、結婚における男女の不平等をあぶり出す内容が話題を呼んだ。
特に、つわりに苦しむ峰さんが「私も射精ピュッピュ係がよかった!! なんでおまえが金玉の中で胎児育てねーんだよ!!」と叫ぶシーンのある第3話は反響が大きかったという。先日第1巻が発売された『わが子ちゃん』について、担当編集者の牧野早菜生さんに話を伺った。
「第3話は『私も射精ピュッピュ係がよかった!!』と、男は射精するだけでつわりのつらさも流産の恐怖も結局他人事だという現状についてズバッと切り込んでいるので大きな反響があったのかなと思います。『わが子ちゃん』は育児漫画と銘打ってはいるんですけれども、出産・育児というフィルターを通して見えてくる、社会における男女不平等やジェンダーの問題なども描かれていて、そういう回はとりわけ反響が大きいなと感じています」(牧野さん)
牧野さんはそういった「他の育児漫画とは違う部分」も本作の魅力の一つだと捉えているという。
「もともと峰さんはヒット作『アラサーちゃん』で、恋愛・セックスにおける男女間の意識のずれや、男性の抱いている幻想をどんどん喝破してきた方です。そんな峰さんがアラフォーになって子供を産んで、男の人が恋愛やセックスに抱くのと同じように出産・育児に抱いている幻想を壊していく。そこがすごく大きな軸になっている作品だと思っています」(同前)
『わが子ちゃん』はつわりや胎動、出生前診断、入籍など妊娠・出産に伴うさまざまなトピックを取り上げているが、峰さんのパートナーとして描かれる「チャラヒゲ」のキャラクターにも注目したい。
第11話「女が苗字を変えるのが普通!?」では、結婚の際に名字を峰さんの方にするつもりだと父親に報告したチャラヒゲさんが、「普通は男の方にするもんだろ!」と理不尽な言葉をたくさんぶつけられてしまうが、その時の返しがスカッとするのである。
「チャラヒゲさんは、峰さんに対しては『なゆちゃんなゆちゃん』と優しいし穏やかなんですけど、名字の回では自分の父親に対してすごく論理的に返すんです。『後継はどうするんだ』って言われて、『うち家業があるわけじゃないじゃん』って返したりとか。同じ人なのにしっかり言うところが良いんですよね」(同前)
育児漫画といえば「ほっこり」する作風のイメージが強く、育児をしたことがある経験者だけがターゲットになってきた側面がある。しかし『わが子ちゃん』は1巻ではまだ赤ちゃんが生まれないということも含め、革命的な作品である。
「数年前に『アラサーちゃん』を読んでいて、今は結婚して子育て中といった、フェイズが変わった人に『あ、昔アラサーちゃん読んでた。峰さんて今は育児漫画描いてるんだ』という感じで手に取ってもらいたい。
それに、『わが子ちゃん』は、これから結婚・出産を考えてる人にも、それを選ばなかった人にも、選ぶかわからない人にも、出産・育児というエピソードを通して社会が見えてくる作品だと思うので、多くの人に読んでもらえたら嬉しいです」(同前)
(峰 なゆか)
ゲスト 女に特権を与えまくり、質の悪いろくでなしを間引かなかった結果。子供を産んで育てる機能役割を否定するくせに、腐った子宮の面倒は当たり前のように押し付けてくる。機械がどうなど被害者ヅラはするが、男をさんざん機械以下の消耗品のように扱い、都合のいいことだけ要求したり、機能上の性差にすら妬みをぶつけてくる。どんな化け物より忌み恐ろしい存在。 |
nest へえ、そんなに男が嫌なのに結婚して子供作るんだ。じゃあ代わりに毎日行きたくもない仕事に反吐吐きながら出社してやりたくもない残業してしっかり稼いできてねって言ったらそれはそれで文句言うんだろうな。昔の強くて偉いお母さん方と違って寄生虫みたいな女性(笑)が増えたね。 |