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運動は好きだけど「体育は嫌い」 授業で心傷つく人も…「不得意でも楽しめる科目にして」
1 おっさん友の会 ★ :2023/04/20(木) 11:04:25.60
●チームの皆から迷惑がられて
私が体育を嫌いになったきっかけは、中学でのバレーボールの授業です。私にとっては、正確にボールをトスするのも困難なこと。チーム戦では私1人のミスによって、たちまちチーム内が総崩れになってしまい、そのまま負けてしまいました。
クラスメートはただ迷惑がっていましたが、当の私は何をすればミスをせずに済むのか分かりませんでした。授業が終わるまで迷惑をかけないよう、端っこで練習。思い出したくもないほど、惨めな時間でした。結局、高校生になった今でもできないままです。
●1人で運動することは好き
球技はからっきしですが、運動そのものが嫌いなわけではありません。体育がきっかけで運動も嫌いになった時期もありましたが、現在、学校外で1人で運動することは好きです。
体力がついたと実感したときや、体が軽く感じられたときなど、体育の授業で行う運動では全く得られない達成感を手に入れられて、運動の楽しさを体感できました。体育のせいで運動の楽しさを知らないままでいるのは本当にもったいないと強く感じます。
●体育によるトラウマは消えない
幸い、私は授業内でけがをした経験はありません。しかし私の周りでは、腕を骨折した人、顔にボールが衝突し病院送りになった人もいました。目に見える傷だけではありません。周囲からの陰口や暴言などで心に傷を負い、しばらく学校に来なくなってしまった人もいます。そうしたトラウマは、今後もついてまわります。
果たして、こんなに危険性のある教科を全員に強制すべきなのでしょうか。運動の得意不得意に関わらず、全員が楽しめるような科目になることを望みます。
スクールパートナーズ 高校生新聞 2023.04.19
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/9924