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【縦スクロール】 韓国KOTRA「日本のウェブ漫画市場が急成長も、真のデジタル化動きは鈍い」
紙書籍の需要減少で書店の廃業が続く中、生存のための戦略変更が避けられないという分析だ。
2日、KOTRA東京貿易支部の「成長する日本のデジタル漫画市場、変化する日本の出版業界」レポートによると、日本のデジタル漫画市場が大きく変化している。
KOTRAの報告書に引用された日本全国出版協会の出版科学研究所の資料によると、2022年の日本漫画市場(出版+デジタル)の規模は6770億円だった。
報告書によると、デジタル漫画市場は前年比8.9%成長して4479億円規模に達し、出版漫画の場合は13.4%減少して2291億円にとどまった。
このように急速にデジタル漫画市場が成長しているが、日本の出版業界は真のデジタル化に苦労している。大型出版社や電子書店アプリに掲載されている作品の大半が出版本をスキャンした形に留まっているからだ。
デジタル出版のメリットを生かしきれていないのだ。しかし、カカオのウェブトゥーンプラットフォーム「ピッコマ」も出版漫画をスキャンしてサービスしており、その漫画に対する需要がまだあることを確認することができる。
最近、日本ではウェブトゥーン作家を大規模に募集している。トゥーンゲート、角川などでは大規模なイベントを通じて実力あるウェブトゥーン作家に機会の窓口を設けている。
そして、このような日本のデジタル漫画市場の成長をリードしているのは韓国のウェブトゥーンプラットフォームだ。カカオピッコマ、LINE漫画、NHNコミコなどがウェブトゥーン市場をリードしている状況だ。
KOTRA東京貿易支部は「日本の出版業界に変化の兆しが見られるが、全体的に見るとスキャン化の割合が高く、真のデジタル化の動きは遅いと言える」とし、
「ウェブトゥーン産業に多様なノウハウを持つ韓国の技術力で日本の漫画業界と多方面で協業できる需要発掘が必要だ」と述べた。
KOREA ECONOMICS 2023年4月2日
https://korea-economics.jp/posts/23040202/