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韓国政府、電気・ガス料金の値上げ見送り…与党との会議で決定も懸念する声
世論の動向を把握した後で決めるという理由だが、「それで問題が解決されるのか」と懸念する声も出ている。
韓国メディア「ヘラルド経済新聞」によると、与党「国民の力」と企画財政省、産業通商資源省は31日午前、国会で党政協議会を開き、第2四半期電気・ガス料金の値上げ問題を議論した。当初、電気・ガス料金の値上げについては、この日の会議で結論を出す予定だった。
しかし、与党側の要求に政府が一歩退いて、一旦保留することにした。
党の指導部は前日の最高委員会で、「料金凍結」で意見をまとめたという。
公社の赤字問題には、その深刻さに共感しながらも、政府の努力なしに料金を値上げすることはできないという理由からだ。
《中略》
一方、昨年末時点で韓国電力公社(韓電)の営業損失は約32兆6000億ウォン(約3兆3100億円)、ガス公社の未収金は8兆6000億ウォン(約8700億円)だった。
当時、産業省は2026年までに韓電の累積赤字解消のため、今年の電気料金をキロワット当たり51.6ウォン(約5.3円)値上げする必要があると国会に報告した。
昨年1四半期に比べて、キロワット当たり13.1ウォン(約1.3円)の約4倍の水準となる。
ガス料金も1四半期に続いて凍結が決定されると、値上げの圧力がより強まった。
昨年は、メガジュール当たり合計5.47ウォン(約0.5円)値上げされたガス料金だったが、産業省が国会に報告した値上げ案は、1.9倍の水準である10.4ウォン(約1円)だった。
《後略》
最終更新:2023/04/01 11:53
wow!korea 2023/04/01 11:10配信
https://s.wowkorea.jp/news/newsread.asp?narticleid=390178