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同僚の大谷翔平を“完封” メキシコ先発・サンドバル「最高の経験だった」
メキシコ戦の第1打席で三振を喫した大谷
【WBC】同僚の大谷翔平を“完封” メキシコ先発・サンドバル「最高の経験だった」
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第5回WBC準決勝で侍ジャパンに逆転サヨナラ負けを喫したメキシコ代表は、日本との試合終了後、グラウンドに出て観客席のファンらへあいさつ。選手からファンへ、ファンから選手への盛大なる拍手で互いをねぎらった。
ヒル監督は試合後の記者会見で、やや疲れた表情ながらもやり切った様子で「最後のイニングでコンタクトを避けたかった。でも、あれを避けることはできない。それが野球だからだ。日本チームには脱帽だよ。両チームとも負けるべきではなかったが、どちらかが勝つ必要があった。両チームとも素晴らしいパフォーマンス、素晴らしい投球があり、最後までどちらもあきらめなかった。日本が決勝に進んだが、ワールド・オブ・ベースボールは今日勝利を手にしたと思う」と熱く語った。
メキシコ先発を務めた大谷の同僚・サンドバル(エンゼルス)は「本当に素晴らしい経験だった。本当に。一生忘れないよ。こんなに短期間にクラブハウスの皆とこれほど深い関係になれたのは初めて」と話し、すでに次の大会についてチームメートらと語り合ったと明かした。
対戦前「抑えて自慢権を得る」と話していた大谷との対戦は、初回第1打席を見逃し三振、4回の第2打席は一死一塁の場面で中直に抑え「最高の経験だった。彼とこういう環境で対戦したことがなかったし、彼から三振を取れ、2度目もなんとかアウトにできたからホッとした。(通訳の)一平が、あれは110マイルの打球だったって教えてくれ、後で彼とも話したけど、とにかく素晴らしい経験だったよ」。
世界一のトロフィーまであと少しのところまで迫ったことで、より今季のプレーオフ進出への気持ちが強まったとも話した。
吉田の同僚・バードゥーゴ(レッドソックス)は7回の吉田の同点3ランについて「あれはアンビリーバブルだったね。やめてくれ! って思っていたんだけど、もし打たれるんだったら、吉田以上の選手はいないなとも思った。彼がプレーするのを見られてとても楽しかったし、味方として一緒にプレーできるのが楽しみ。(キャンプ地)フォートマイヤーズに帰ってきたら、僕らにしたことを少しいじってやろうと思うけどね」と吉田の活躍を手放しで喜んだ。
また佐々木朗から3ランを放ったL・ウリアス(ブルワーズ)は「事前にビデオを見ていて、タフなピッチャーだとは知っていた。(MLB現役最高の投手と名高い)デグロムに対するアプローチに近いアプローチを取った。二人はとても似たようなものを持っているからね。自分はデグロムに成功したアプローチでやったら打てた。でも、彼はいずれ大リーグのオールスター投手になると思うよ。まだとても若いし」と話した。