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WBC準決勝メキシコ戦は総動員 先発・佐々木朗希→山本由伸の2枚看板競演プラン
侍ジャパンは現地18日、メンバー全員がフロリダ市内にある大学施設のグラウンドで約1時間半の練習を行った。準決勝の相手が強豪・プエルトリコを破るなど1次ラウンドから勢いのあるメキシコに決定。栗山監督は「何人もメジャー組のいい選手がいる。しっかりと分析して、できる限りのことをやっていく」と表情を引き締めた。
かねて指揮官は「ここまで来たら魂のぶつかり合い」と語り、世界一までの残り2試合は選手を出し惜しみすることなく戦い切る方針だ。この日の練習では、佐々木朗と山本が並んでブルペン入り。当初は佐々木朗が準決勝、山本が決勝でそれぞれ先発する案が有力と見られていたが、準決勝で同時投入するプランも浮上している。負ければ終戦となるだけに、沢村賞右腕もブルペンに待機させ、総動員態勢で必勝を期す。
この日のブルペンでは佐々木朗が32球、山本が23球。長距離移動の疲れと、日本と13時間ある時差の影響が心配されたが、状態に問題はなさそうだった。昨年12月に決戦の地であるローンデポ・パークを訪れている2人。佐々木朗は「前回のマイアミに来た時よりもダメージを最小限に抑えられているのかなと思います」と体調に自信を示す。山本も「すごく暖かくて体を動かしやすかった。(ブルペンも)いい感覚で投げられた」とコンディション面に不安はなさそうだ。メキシコがプエルトリコを下した前夜の準々決勝は「8回くらいまで見てたんですが、時差ボケが限界で寝てしまいました」と苦笑い。それでも「すごくいい選手が多かった。またじっくり映像を見たり、データを見たりして勉強したい」と、総力戦で臨機応変に出番を待つつもりだ。
ベースボールの本場ですでに存在を知られる佐々木朗と山本。将来的なメジャー挑戦も視野に入る2人の豪華リレーが実現すれば、世界的にもインパクトを与えそうだ。
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3/19(日) 21:31配信
東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd375d2932787822e16bcef014ab8cec299ddc43