アメリカではWBCよりもカレッジバスケット! それでもスタジアムは大観衆、初の地上波放送の大躍進

アメリカではWBCよりもカレッジバスケット! それでもスタジアムは大観衆、初の地上波放送の大躍進

アメリカではWBCよりもカレッジバスケット! それでもスタジアムは大観衆、初の地上波放送の大躍進

1: 名無しさん@恐縮です 2023/03/16(木) 11:09:27.05 ID:RAjXHpfO9
2023.03.16web Sportiva
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2023/03/16/wbc_20/

 3月11日、ついにアメリカ代表のWBCが開幕した。エンゼルスのマイク・トラウトを筆頭に、”史上最強”との呼び声が高い今回の代表チーム。一体現地ではどのような盛り上がりを見せているのだろうか。また、ライバル日本を現地のファンはどう見ているのだろうか。アメリカ・シカゴ在住の筆者がリポートする。

【WBCよりもカレッジバスケットボール】
 WBCフィーバーに沸き立つ日本。東京ドームでの日本戦は毎試合4万人を超す観客が集まり、視聴率も4日連続の40%超えを果たすなど、開幕以来、WBCは人々の話題の中心となっている。

 一方、前回大会(2017年)を制し、初めてディフェンディング・チャンピオンとしてWBCを迎えるアメリカ。開幕前からスポーツ専門チャンネルのESPNや、試合の放映権を持つFOXなどは、連日特集を組み紹介してきた。

 とくに、野手陣を中心にスーパースターが集ったキャンプに突入してからは、報道も加熱していった印象だ。

 そしてイギリス代表との初陣を迎えた11日、筆者はシカゴ・カブスの本拠地、リグレーフィールドのすぐ裏にあるスポーツバー『マーフィーズ・ブリーチャーズ』を訪ねた。マーフィーズは1980年の開店以来、カブスファンの聖地として知られている。シーズン中は試合観戦を終えたファンが集まり、シーズンオフでも多くのファンが過去の名場面の映像を見ながら、野球談義に花を咲かせる。

 11日のシカゴは雪が舞う寒空だったが、この日はちょうどアイリッシュ系の祝日『聖パトリック・デー』の週末と重なったこともあり、店内は試合開始前からすでに多くの人々の熱気であふれていた。

 店内には大型テレビが16台設置してあるが、試合開始の午後8時になってもWBCが流れる気配はない。

 それもそのはず。アメリカでは3月はカレッジ・バスケットボールが佳境を迎えるシーズン、通称『マーチ・マッドネス』にあたる。スポーツファンの関心は、どうやらWBCよりもバスケットボールにあるようだ。

もちろん、野球ファンが集う店とあって、WBCの中継を見にやってきた客もいた。そのうちのひとりが店員にチャンネルの変更を申し出た。そして16台のうち1台だけ、ようやくアメリカ戦が映し出されたのだ。熱心な野球ファンたちが、こちらのテレビの前に集まり出した。

【アメリカ代表は史上最強】
 チャンネル変更を申し出たカブスファン歴40年というボブさんに、「今回のWBCのチームUSAをどう思いますか」と聞くと、こんな答えが返ってきた。

「間違いなく史上最強だね。マイク・トラウトにムーキー・ベッツ、ノーラン・アレナドが並ぶラインアップは相手にとって脅威だろうよ。先発ピッチャーだけが不安だね」

 すると隣でカブスの帽子をかぶり、ビールを飲んでいたアンドリューさんが話しかけてきた。

「でも、前回大会よりほかの国も本気を出してきているから、優勝はなかなか厳しいかもしれないよ」

 私が日本人だと伝えると、目を細めながら「韓国戦の圧勝は見事だったよ。USAの一番のライバルは日本だな」と話した。そして日本で注目している選手はいるかと聞くと、「大谷翔平」と即答した。

「彼は地球上で最も優れたプレーヤーだからね。誰も止めることはできないな」

 すると、セントルイス・カージナルスのユニフォームを着た女性のアナさんが話に入ってきた。

「私はラーズ(・ヌートバー)に注目よ! 彼は日本で注目されているらしいけど、私たち(カージナルス)の選手が応援されてうれしいわ」

 すぐさま、同地区のライバルであるカブスファンから手厳しいブーイングが浴びせられた。さすがに横にいた夫もかばいきれない様子で、困り果てた顔を浮かべていた。

 そして先程のボブさんは、しんみりした表情でこう語った。

「鈴木誠也がケガで代表を辞退というニュースを見たよ。心配だね。カブスファンとしてはシーズンに間に合ってほしいけど、USAと戦う姿を見たかったなぁ」

 ボブさんに「アメリカ国内でのリアルな盛り上がりはどうなのか」と聞くと、こんな答えが返ってきた。

「まだ始まったばかり。これから大会が進んで、アメリカが勝ち進んでいけば、自ずとみんな興味を持つさ。僕みたいなコアなファンはもう臨戦態勢だけどね」

※長文の為以下リンク先で



続きを読む

続きを見る(外部サイト)

スポーツカテゴリの最新記事