阪神　岡田監督、２安打復調の大山悠輔に「今年１番のフリーバッティング。絶対打ちよるなと思ってたよ」

◆オープン戦　ＤｅＮＡ０―２阪神（１５日・横浜）

　阪神が３投手の継投で完封勝ちを収め、オープン戦３連勝とした。開幕ローテーション“当確”の大竹、西純がそろって４回１安打無失点の好投。打線では前日までのオープン戦で計３安打（打率０割９分７厘）だった主砲・大山が２安打２四球と復調をアピールするなど、価値ある１勝となった。以下、岡田彰布監督の試合後の主な一問一答。

　―大竹はストライク先行の投球ができた。

　「前回の反省というかな、生かして。低めにあないして投げとけば、そんな打たれへんよ」

　―前回は配球面も指摘していたが、改善された。

　「今日は梅野やったしな。梅野に変えてみたし、全然それは。もう大丈夫」

　―逆算に入っているが、先発ローテーションに計算。

　「それはしてる、してる、してる」

　―西純はチェンジアップとかを試していた。

　「試合数の関係で今日もあとからいったけど、次からは頭からいかんと。やっぱりイニング投げなあかんから。ちょっといびつな感じになるけど、しゃーない」

　―大山が良かった。

　「今日、今年一番のフリーバッティングしとったな。絶対打つわ、と思ったわ。今年一番やな。キャンプからフリーバッティングの内容はな」

　―ボール球の見極めも。

　「そや、今日は絶対打ちよるなと思ってたよ。分かりやすいよな」

　―打席の内容も。

　「おーん、見送り方と言うかな。打つ、打たんを抜きにして、ボールを見極める姿というかな。まあ、大山がようなってきたら、板山がドツボになってくるしな。まあ、そんなもんやろのお。波いうかな、いろいろそれはあるからな」

　―小幡も結果を出した。

　「３本か今日。なんかみんなヒット打ってるけど、全然点入らへんから（笑い）。まあ、別にええけどそれは。内容的にも最初のフォアボールから、なあ。ずっと小幡いいよな」

　―木浪が１歩リードと話していたが、まだまだわからない。

　「また追いついたんちゃう、これ（笑い）。まだ、ちょっと難しいわ。両方ともいいのが一番いいけどな。使う方としては、なかなか難しいけどな。ショートだけは１試合を任すような形で、順番に出してるからな。２人ともいい結果を出してるから。チームにとっては絶対にプラスになるからな」

　―競争がいい効果を生んでいる形に。

　「そうやなあ。内容的にもな、すごい、今日の小幡なんかいいよな。初回から、ああいうフォアボール選ぶにしてもな」