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侍ジャパン 16日WBC準々決勝は大谷翔平が先発、ダルビッシュがリリーフへ! 栗山監督「全ての投手突っ込む」 黄金必勝リレー
野球日本代表「侍ジャパン」は14日、東京ドームで公式練習を行った。16日のイタリアとの準々決勝へ向けて会見に出席した栗山英樹監督(61)は「全ての投手を突っ込んでいく戦いになる」と総力戦を宣言した。
大谷翔平投手(28)=エンゼルス=が先発し、ダルビッシュ有投手(36)=パドレス=がロングリリーフする可能性がある。
投手陣を総動員して、米国行きの切符をつかむ。
負けたら終わりの戦いが始まる。
16日に行われるイタリアとの準々決勝に勝たなければ、世界一の道は閉ざされる。栗山監督は誰よりもその意味を分かっている。
「ここからある意味、全く違う戦い、トーナメントが始まる。全ての投手を突っ込んでいく戦いになっていく。勝つことが一番大切になる」
台湾で1次リーグを戦ったピアザ監督率いるイタリアはこの日、公式練習を行わなかった。
直接、練習を視察することはできなかったが、映像で分析を進める栗山監督は「バランスがいいチーム。いろんな(攻撃の)幅がある。足もあるし、小技もできる。もう一回、徹底的に分析しますけど、そういう印象です」と警戒した。
13日は大半の選手が休養とし、この日再始動した。
腰の張りを訴えた栗林と、山崎颯との入れ替えが発表された。山崎颯は侍ジャパンの予備登録メンバーとして登板した7日のオリックス戦(京セラ)で、WBC球を使用して1回無安打無失点。
指揮官は「大阪の試合でも、思いというのはボールに表れていた。いい形で投げてくれると思う」と最速160キロ右腕に期待した。
16日の先発は大谷。球数制限は65球から80球に緩和され、5イニング以上の消化も期待できる。
だが、万が一に備え万全を期す必要がある。
10日の韓国戦で先発したダルビッシュも救援待機する見込みで、延長戦のタイブレークも見据えて救援をつぎ込み、最少失点に抑える。
「全員スタンバイしてもらう。点差は関係ない。一番いい状態の投手からいっていいんじゃないか」とブルペンを担当する厚沢投手コーチ。
この日、大谷、ダルビッシュ、今永、戸郷がブルペン入りし、登板に備えた。
栗山監督は会見で、周囲への感謝を改めて口にした。
シーズンの開幕が迫る中、4投手が代表入りするオリックス、栗林が所属する広島、負傷している源田が所属する西武の各球団が、侍ジャパンへ協力する姿勢を見せている。
「皆さんには感謝しています。そういう思いをしっかり形にできるように。いろんな人の思いを持ってジャパンは前に進もうとしている」と指揮官。
離脱した鈴木、栗林を含む32選手の魂で、準々決勝に臨む。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b24c83991889fa0ed95b6eed789a84ce08ff2f26
侍・ダルビッシュ 準々決勝リリーフへ「状態もだいぶ良く」休養日ラーメン店に行った経緯も明かす
ダルビッシュは16日の準々決勝、先発の大谷の後を受けてのリリーフに備える。
「二枚看板」は並んでブルペン入りし「状態もだいぶ良くなってきている。(イタリアは)チームとして凄くまとまっている印象」と語った。
休養日だった13日は、宇田川ら数人と、オーナーと親交のあるラーメン店「箕輪屋」へ。
「アメリカで日本にあるような本格的なラーメン屋はなかなかない。日本に来たら1回くらい食べたいなと」と経緯を説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96eacd07c3c331559a48c3591c176003bdd3fbef