大谷に続き、ダルもWBC準決勝以降は登板しない可能性が浮上 米メディア関係者「MLBとパドレスはあくまでWBCよりシーズンが最優先」

大谷に続き、ダルもWBC準決勝以降は登板しない可能性が浮上 米メディア関係者「MLBとパドレスはあくまでWBCよりシーズンが最優先」

大谷に続き、ダルもWBC準決勝以降は登板しない可能性が浮上 米メディア関係者「MLBとパドレスはあくまでWBCよりシーズンが最優先」

1: 名無しさん@恐縮です 2023/03/14(火) 12:15:41.95 ID:wmBvlfA99
ダルの次の登板はいつ? WBC準々決勝以降の“侍J先発隠し”に潜むパドレスとの複雑関係
公開日:2023/03/14 06:00 更新日:2023/03/14 06:00

 豪州に快勝し、1次ラウンドを4連勝で突破。準々決勝進出を決めた侍ジャパンが「栗山のカーテン」を引いた。

 11日の試合後、厚沢ブルペン担当コーチは「ここまでは(事前に)先発投手を出してきましたが、
この先の3つ(準々決勝、準決勝、決勝)は(大谷)翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ(パドレス)にかかわらず、作戦上、公表はしません。
でき得る限り、伏せてということになります」と話した。

 1次ラウンドでは、9日の中国戦で大谷が先発、第2先発として戸郷(巨人)がマウンドに上がるなど、先発と第2先発は“ニコイチ”だったが、
準々決勝以降は負ければ終わりの一発勝負。対戦相手との情報戦もより白熱する。

「宮崎合宿中に、1次ラウンドの4試合の先発、第2先発はセットで登板日を伝えましたが、1次ラウンド後はそのローテをいったんリセットする」とは、前出の厚沢コーチ。

 11日に登板した佐々木(ロッテ)と宮城(オリックス)、この日投げた山本(オリックス)、高橋奎(ヤクルト)の4人は日程上、準々決勝に登板することは難しい。
必然的に大谷とダルの登板が浮上するが、13日の練習も主催者のルールとはいえ、メディアをシャットアウトして非公開で行われることになった。

■ネビン監督が「大谷のリリーフ登板はない」と断言

 ところが、侍首脳陣の先発隠しはアッサリと未遂に終わった。メジャー公式サイトはこの日、エンゼルスのネビン監督が
「私の理解としては大谷は準々決勝で登板。彼の希望通り、(現地時間)24日のオープン戦にも投げる」と発言したと報じた。
大谷は3月31日の開幕投手が決定しているため、米国開催となる準決勝以降の登板はないとしたのだ。

「バラすほうもバラすほうだが、もともとネビン監督は大谷のリリーフ登板はない、と断言していた。準々決勝の先発は疑いようがなかった。
栗山監督が先発を隠そうとしたのは、むしろダルビッシュの起用を巡る問題が関係しているのではないか」とは、米メディア関係者。

「そもそも、ダルが日本で登板できるのは韓国戦の1度だけだと聞いた。6年総額約140億円で契約を延長した彼の球数や登板間隔は、パドレスが徹底的に管理している。
ダル本人は今回のWBCで先発、リリーフ問わず、フル回転したい気持ちを持っているが、
宮崎合宿中にパドレスの開幕投手の有力候補だったマスグローブがウエート中にトレーニング器具を左足親指に落として骨折。
少なくとも2週間は投球できなくなったことで一転、ダルが代役に浮上した。
予定よりも早い段階で公式戦に投げる可能性が出てきたことで、調整スケジュールの変更を余儀なくされたというのです」

 マスグローブは普通に靴を履けるまでになったそうだが、
「いまもリハビリは続いている。開幕投手はまだ公表されていませんが、ダルが代役を務める可能性はあります」(前出の米メディア関係者)。

 当初の予定になかった開幕投手を務めるとなれば、いくらダル自身が日本のために身を粉にして腕を振りたいと思っても、そうは問屋が卸さない。

「ダルもかねて言っているように、MLBとパドレスはあくまでWBCよりシーズンが最優先。WBCの準決勝は21日で決勝は22日。
メジャーの開幕直前だけに、ダルが開幕投手に決まれば、決勝ラウンドの登板も難しいかもしれません」(同)

 実際、ダル本人も去る1日、自身のインターネットラジオ番組でマスグローブの故障について、
「球団から報告を受けてて、あれがあるから、WBCの僕のあれもすごいいろいろあって……」と、複雑な事情があることをにおわせていた。

■記者会見の異様なムード

 先発した10日の韓国戦後の記者会見でも、あたかも日本での登板が最後かのようなムードに包まれた。

 日本で4150日ぶりとなった登板について、「すごく特別に感じて投げました。生まれ育った場所ですので、
こういう機会がもうないかもしれない、最後かもしれないと思って投げました」と感慨にふけると、
外国人記者から「日本での最後の登板と聞きましたが、今の思いは?」と問われ、
「やっぱり途中から参加するのは自分を知ってもらうのに難しいと思った。チームメートのことを知りたい気持ちはあったので、
パドレスはすごく難しい決断をしてくれたと思うんですけど、一秒一秒が宝物になっている。本当に早く来てよかった」と噛みしめるように話したのだ。

>>2-5あたりに続く)

日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/319972



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