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阪神 ドラ1森下翔太、地元横浜凱旋アーチ 両親も観戦駆けつけ「もっと親孝行できたら」
<オープン戦:DeNA6-11阪神>◇14日◇横浜
ここにもおるで、未来の侍候補! 阪神ドラフト1位森下翔太外野手(22=中大)が、地元・横浜で2号2ランを放った。
DeNAとのオープン戦に「6番右翼」で先発。7回1死一塁で左腕石川の変化球を左翼席へ放り込んだ。球団の右打ち新人のオープン戦2本塁打は87年八木以来。マルチ安打で打率はチームトップの3割3分3厘。即戦力ルーキーが早くも猛虎打線になじんだ。今から開幕が待ち切れない。
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森下が懐かしのハマスタで大暴れした。4点リードの7回1死一塁。カウント2-2と追い込まれたが、抜群の対応力を見せる。DeNA石川の外角チェンジアップに体勢を崩されながら、とらえた。打球はぐんぐん伸び左翼スタンドへ。オープン戦2号となる2ランでとどめを刺した。「うまく拾えたかなと思います。入ってよかった」。ホームベースを踏んだ後、ベンチ前では「シャーッ!」と腕を回しながら雄たけびをあげた。「もっと(ポーズを)固めていきたいなと思います」と笑った。
球団の右打ち新人がオープン戦で2本塁打を放ったのは、87年八木裕2本以来36年ぶり。9回にも痛烈な右翼線二塁打を放ち、2安打2打点。「ハマスタ自体久しぶりだったので、すごい懐かしかった」。横浜スタジアムでは東海大相模で通算57号となる2ランを放った。思い出深い球場で今季から敵地になるが、大暴れの予感だ。
快進撃が止まらない。2月26日の日本ハムとのオープン戦(名護)では、21年の新人佐藤輝以来の猛打賞を記録。計9試合で2本塁打を含む打率3割3分3厘は、チームトップ&12球団4位の成績。岡田監督も「だいぶ慣れた感じがするな。まだまだ新しい投手と当たるけど、追い込まれてからもうまく対応するんちゃうかな」と期待を膨らませた。
森下家にとっても、特別な1日になった。父善文さん、母ゆりさんがプロ入り後、初めて生観戦。野球を始めたのは父がきっかけ。小学生の頃に「野庭日限(のばひぎり)フェニックス」で善文さんからコーチ、監督として指導を受けてきた。「いい姿を見せたい」と口にしていた森下は「(プロ入り後)直接見るのは初めてなのでよかった。シーズンでも打って、もっと親孝行したい」と声を弾ませた。即戦力ルーキーがシーズンでも故郷で大きな放物線を描く。【三宅ひとみ】
○…父善文さんと母ゆりさんは息子のアーチに感無量だった。ゆりさんは「もうホッとしました。よかった~と思って」と笑顔。善文さんは「感動しかないですよね。プロになって初めてここで見たので。活躍とかではなく、みんなに愛される選手になってほしいです。もう十分、親孝行してもらっているから」とスタンドからあたたかく見守っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/740bda5c0bf9930da26e422b723aa2c37ac0858a
【阪神】ドラ1森下翔太がオープン戦2号2ラン 地元横浜での“凱旋弾“に笑顔(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
笑顔かわいかった https://news.yahoo.co.jp/articles/f8db29f9f8035c463ec6ee397351ce54cf39dc4c …