大相撲春場所・初日　大阪での通常開催として4年ぶり満員御礼 八角理事長（元横綱北勝海）「ありがたい」

＜大相撲春場所＞◇初日◇12日◇エディオンアリーナ大阪

　大阪での通常開催としては19年春場所千秋楽以来、4年ぶりの満員御礼の垂れ幕が会場に下がった。
　報道陣のリモート取材に応じた日本相撲協会の八角理事長（元横綱北勝海）は「満員御礼も出てありがたい。もともと大阪は熱心な方が多く、ようやく来たな、という印象です」と感慨深げに話した。
　この日は、マスクを着用した上での声出し応援が飛び交う館内を視察。「（ファンが）声を出していて、ようやく（元の雰囲気に）戻ってきたなと。ただ、戻りつつあるけど、いつもの大阪に比べると、まだまだ控えめかなと。（ファンも）気を使っているのではないかな」と察した。

　横綱照ノ富士（31＝伊勢ケ浜）の休場については「次の場所で結果を残せるように、きっちり治すことが大事」。
場所後の春巡業には参加する意向であることが伝えられているが「4場所休んでいる。この間に若手も力をつけている。（肌感覚で知る意味でも）巡業に出るのは大事」とし、信頼を寄せるように「下（序二段）まで落ちて横綱に上がったんだから、精神的にはしっかりしていると思いますよ」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d64f68d1229cebc40b76ffc1fa0a345c6b1afa46
日刊スポーツ