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阪神 才木浩人がG打線を手玉 大谷翔平との対戦をプラスに「球速を上げたいと思った」
阪神・才木浩人投手が12日の巨人戦(甲子園)に先発登板し3回1安打無失点。盤石の投球内容で順調な調整ぶりをアピールした。
150キロを優に超える直球を軸にカーブ、フォークなどの変化球にもさえをみせ中田翔、丸ら強打者を揃える巨人打線を難なく料理。「自分の中であまり調子は良くなかったのですが、悪いなりにしっかり抑えられたことはよかった。シーズンでも生きると思う」と振り返った才木は開幕ローテ入りがほぼ当確状態。虎の次世代のエース候補としての期待も高い。
前回登板の侍ジャパン強化試合(6日、京セラドーム大阪)では自身でも「ベストピッチ」と表現した決め球のフォークを日本最強打者・大谷(エンゼルスに)に痛打され3ランを被弾。球団公式動画で公開された、悔しさをあらわにするベンチ裏の光景は大きな話題を呼んだ。
「あれを大谷さんに打たれてからもう少し(フォークの)球速を上げたいと思った。悔しかったですし、世界トッププレーヤーと対戦できたことは自分にもプラスになった」と振り返った才木は「そこに近づけるように、必要なものは何か自分で課題をつぶしていきたい」と語る。肌で感じた〝世界〟のすごみを糧にし飛躍のシーズンへ臨む。
https://news.yahoo.co.jp/articles/90633bca8102370d95dd2e12247771761580b346