ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。3月4日(土)の放送は、DEENの池森秀一さんが登場。デビュー35周年を振り返りつつ、3月8日(水)リリースのベストアルバム『DEEN The Best DX ~Basic to Respect~』への思いを語ってくれました。
◆“YOUたちは明日からDEENだ!”
――DEENは3月10日にデビュー30周年を迎えますが、デビュー日のことは覚えていますか?
池森:それは覚えていないです(笑)。でも、俺は本当に奇跡的なチャンスをもらったというか……実は、全然違う音楽プロジェクトで北海道から呼ばれて東京に出てきたんですね。
デビューに向けて一生懸命に曲を書いて、プロデューサーとやりとりをしているなかで、あるとき「試しに、この曲を歌ってみろよ」って渡されたのが「このまま君だけを奪い去りたい」でした。
“試しに”っていうから、何の期待もせずに、とりあえずスタジオに入って普通に歌ったら、後日プロデューサーが「お前の声でいくことになったから」って言うんですよ(笑)。そうしたら、いろいろな話がどんどん決まっていって……そんなデビューでした。
――デビュー曲「このまま君だけを奪い去りたい/翼を広げて」がいきなりミリオンヒット。どんな心境でしたか?
池森:自分の描いていた(デビューの)ビジョンとは、まったく違っていたので、“何が起きているんだろう?”っていう感じでした。バンドスタイルだし、(メンバーも)初めて会う人たちだし……“これから、どうなるんだろう?”とか考える暇もなく、とにかく曲がひとり走りをしていた、そんな思い出がありますね。もう奇跡でしかないです(笑)。
――環境もまるっきり変わったと思いますが、不安はなかったですか?
池森:もう不安しかなかったですよね(苦笑)。この先どうなるのかわからない、そんな感じでしたね。
◆デビュー30周年という節目にベスト盤リリース
――デビュー30周年を記念したアルバム『DEEN The Best DX ~Basic to Respect~』はどんな作品になりましたか?
池森:90年代にみなさんに支持していただいた曲をまとめてベストアルバムにする、というのは過去にも随分とやってきたので、スタッフと(別の形態を)いろいろ模索してみたんですけど、結局「もう1回やったら?」ってなって(笑)。その代わり、デビュー当時と同じアレンジ、同じキーで(再演)しようと。
当時はドラムの音色は、ほとんど打ち込みだったので、今回はDEENのサポートミュージシャンにも参加してもらって、全曲スタジオライブで録り直しをしました。
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