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侍ジャパン・大谷翔平 お立ち台でWBC日韓戦先発“発表” 「明日、先発ダルビッシュさんなので」に場内大歓声
スポニチアネックス
WBC1次R<日本・中国>ヒーローインタビューに応じる大谷(撮影・光山 貴大)
◇WBC1次ラウンドB組 日本8-1中国(2023年3月9日 東京D)
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、日本が入る1次ラウンドB組が東京ドームで開幕。日本は中国との初戦に臨み、8-1で下して白星発進した。大谷翔平投手(28=エンゼルス)が先発投手兼DHとして投打の二刀流で躍動した。打っては4打数2安打2打点、投げては最速160キロを軸に4回無失点で勝利投手と躍動した。
【写真】勝利の瞬間、近藤(左端)に抱きつく大谷
「序盤から重たいゲームでしたけど、なんとか最後の方に打線がつながったので勝つことができた。明日以降も頑張りたい」と安どの表情。
10日の日韓戦に向け、「今日の勢いでそのまま試合につなげたい。先発・ダルビッシュさんなので」と、試合後に発表された先発投手を明かすと場内は大歓声。「なんとか援護できるように頑張りたい」と打者としてのバックアップを誓った。
地鳴りのような声援に「これだけ、夜遅くまで、最後まで残っていただいて感謝しています。ただ、まだまだ足りないんで…明日もっともっと大きい声援でよろしくお願いします!」と呼びかけた。
「リアル投打二刀流」で自身初となるWBCに臨んだ大谷。第1打席は四球、第2打席は遊ゴロ。4回の第3打席では1死一、三塁から2番手右腕、オウ・ユイイチの低めに沈む球にうまくバットを合わせ、左中間フェンス直撃の適時二塁打。本塁打のあと一歩という強烈な打球で、2点を追加した。塁上で「ペッパーミル」のパフォーマンスでベンチと喜びを分かち合った。
投げては4回1安打無失点、最速160キロを軸に5奪三振で降板した。今大会は「大谷ルール」と呼ばれる全試合DH制を採用。先発投手はDHを兼任でき、降板後もDHとして継続して出場できる。大谷も打者としてそのまま出場を続けた。2点リードで迎えた6回の第4打席は、四球で出塁した。
さらに、3点リードで迎えた8回、先頭で立った第5打席。低めのチェンジアップを拾い、一、二塁間を鋭く破る右前打。一挙4点の口火を切った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d3e6008cd17c54c3bbe6253dda85653191cbac5
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/03/09/jpeg/20230309s00001173812000p_view.webp