橋桁工事 県が予定価格を算定ミス 23億円余の契約やり直し
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老朽化に伴い架け替えられることになった庄内町と酒田市を結ぶ橋の橋桁の工事で、県が算定した予定価格に
ミスがあることがわかり、県は契約を解除することを決め、入札からやり直されることになりました。
県によりますと、契約が解除されたのは、庄内町と酒田市の松山地区の間を流れる
最上川にかかる「庄内橋」の架け替え工事のうち、橋桁を造って設置する工事です。
老朽化に伴い、橋そのものを架け替えることになり、大阪府と仙台市にそれぞれ本社を置く企業の共同事業体と
去年12月、23億7000万円あまりで契約を結び、令和8年3月末までに橋桁の設置を終えることを目指していました。
しかし、ことし1月中旬、共同事業体から指摘を受け、県が確認したところ、一部の作業の単価に誤りがあり、
県が算定した予定価格が本来の価格よりも高く設定されていたことがわかったということです。
このため県は、契約を解除することを決め、入札からやり直されることになりました。
県は、今回の算定ミスによる今後のスケジュールへの影響についても確認を進めています。
県道路整備課は「契約の相手方をはじめ、関係する方々に多大なる迷惑をかけたことを深くお詫び申し上げる。
今後は事務処理方法の改善を図り、再発防止に努めていく。スケジュールには、できるだけ影響がないようにしたい」とコメントしています。
03/09 20:21