阪神 岡田監督ニンマリ!? 併殺完成タイム〝高速化〟で守備力向上の成果じわり

阪神 岡田監督ニンマリ!? 併殺完成タイム〝高速化〟で守備力向上の成果じわり

阪神 岡田監督ニンマリ!? 併殺完成タイム〝高速化〟で守備力向上の成果じわり

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 堅守がサマになってきた。オープン戦の連戦に突入した3月の阪神で、課題克服の成果が少しずつ表れてきた。

 長年の課題でもあるチームの守備力の向上だ。岡田彰布監督(65)も昨秋の就任以来、守備力の強化は最も力を入れており「取れるアウトをしっかりと取ること」を基本中の基本に、内野陣には併殺数増を目標に昨秋、今春とキャンプでは内野陣に徹底したノックの雨を浴びせてきた。

 昨秋、今春ともにキャンプ最終クールでは平田ヘッドが「走者一塁・内野ゴロ→一塁転送」で併殺完成となるプレーでタイム計測を実施。4秒台前半が一般的とされるこのプレーで、平田ヘッドも「3秒台なら(球団OBで盗塁王5度の)赤星でもアウトや!」とゲキを飛ばし、2月のキャンプ最終クールに行ったタイム計測では、本紙のストップウオッチで12回中で4度の3秒台をマーク。最も遅い4秒41の1度を除き、すべての打球で4秒15以内と着々と進歩を見せてきた。

 3月のオープン戦以降はその〝成果〟が目に見えるようになってきた。5日のオリックス戦(京セラ)で2併殺を完成させると、6、7日の日本代表、韓国代表とのWBC強化試合では計3併殺に加え、9日まで3試合連続無失策。チームは昨季まで失策数5年連続12球団ワーストを記録中だが、この数の減少とともに、いかに機能的にアウトが取れたかと、岡田監督はその〝中身〟にも目を向けている。

 開幕まで残り3週間、さらに鉄壁ぶりに磨きをかけたいところだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cfd58a0f2333f7734a2bdda3a621379626277690 
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