中学校の部活動の地域移行 保護者の6割 “送迎が負担”
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20230306/8010017142.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を
中学校の休日の部活動を地域のスポーツクラブなどに段階的に移行する取り組みについて、高知県がアンケート調査を行ったところ、
60%を超える保護者が「送迎の負担」を心配に思っていることがわかりました。
国は、子どもたちに継続してスポーツなどに親しんでもらうとともに教員の働き方改革を進めようと、
中学校の休日の部活動を地域のスポーツクラブなどに新年度から段階的に移行する方針です。
これに合わせて、高知県は去年10月から11月にかけて県内の中学1年生と2年生の保護者などにアンケートを行いました。
それによりますと、地域のスポーツクラブなどが部活動を担うことについて「賛成」または
「どちらかと言えば賛成」と答えた保護者の割合が全体の53.4%に上りました。
その上で、スポーツクラブなどが担うことで期待することは、「専門的な指導」が55%と最も多く、
「希望する種目の活動継続」も42.1%に上りました。
その一方で、心配することとして挙げたのが、「送迎の負担」が62.2%と最も多くなったほか、
「生徒や指導者との人間関係」も51%となり、受け皿となる団体の確保だけでなく、
指導者の育成や保護者の負担の軽減も今後の課題となりそうです。
03/06 07:41