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【韓国警察】ソウルの日本大使館前でのデモ許可せず…市民団体 「米国大使館前はOKなのに」
革新系市民団体「ろうそく勝利転換行動(以下、ろうそく行動)」が土曜日の4日、駐韓日本大使館前で行進デモを行おうとしたが、警察の禁止通告により不発に終わった。
ろうそく行動は3日に発表した声明で、「尹錫悦(ユン・ソンニョル、大統領)の亡国的な三一節(1919年3月1日の三一独立運動を記念する祝日)記念演説に憤りを感じる市民たちの意思を受け止め、日本大使館を取り囲む行進の準備をしてきた。
ところが、行進前日の今日、ソウル警察庁が(慰安婦を象徴する)少女像がある日本大使館前の行進に対して禁止通告書を送ってきた」と明らかにした。
ろうそく行動は4日、ソウル地下鉄2号線の市庁駅前から崇礼門(南大門)前大路一帯で尹錫悦政権糾弾集会を行うと予告している。
「大きな太極旗(韓国国旗)を持って日本大使館前を行進するパフォーマンスを計画していたが、警察が許可しなかった」というのがろうそく行動側の説明だ。警察は主要道路の交通渋滞や大使館機能の侵害が懸念される点を指摘したという。
これに対して、ろうそく行動は「行進区間100メートル以内には米国大使館があるが、この経路はなぜ許可されたのか」「警察は、1日に行われた(保守系団体の)汎国民大会の行進を認めておきながら、ろうそく行動の行進は許可しないという不合理な処置は何のためなのか」と反発している。
その上で、「理解できない警察の措置は、親日政権の本性を露骨に見せている尹錫悦政権が日本の顔色をうかがっているからだ」として、禁止通告撤回を要求した。
朝鮮日報日本語版/2023/03/04 09:39
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/03/04/2023030480019.html