WBO世界Sバンタム級8位・赤穂亮が現役引退を表明 異例の裁定変更で無効試合からKO負けとなったカシメロ戦がラストマッチに

WBO世界Sバンタム級8位・赤穂亮が現役引退を表明 異例の裁定変更で無効試合からKO負けとなったカシメロ戦がラストマッチに

WBO世界Sバンタム級8位・赤穂亮が現役引退を表明 異例の裁定変更で無効試合からKO負けとなったカシメロ戦がラストマッチに

1: 名無しさん@恐縮です 2023/02/25(土) 01:50:15.59 ID:yehAsp3k9
プロボクシングWBO世界スーパーバンタム級8位の赤穂亮(36)=横浜光=が24日、自身のSNSで現役引退を表明した。
昨年12月に同級10回戦(韓国・仁川)で元世界3階級制覇王者のジョンリール・カシメロ(フィリピン)に2回KO負けしたのが最後の試合となった。

赤穂は「前回のカシメロ戦を最後に引退を決めました。2005年2月にデビューして約18年、44戦もできるなんて思いませんでした。
それもたくさんの方の応援、支援があってのことです。本当に長い間支えてくださり皆様ありがとうございました」と感謝を示した。

11年5月に東洋太平洋スーパーフライ級王座を獲得。3度防衛して返上し、12年12月に東京・大田区総合体育館でWBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(協栄)に挑戦し、0-3の12回判定負けした。15年8月にはタイ・ラチャブリでのWBO世界バンタム級王座決定戦でプンルアン・ソーシンユー(タイ)に2回KO負け。17年3月に日本バンタム級王座を獲得するなど再起後は13連勝した。

「いい加減に答えがほしい。このままボクシングをやっていていいのか。勝てないようだったらキッパリ辞めるし、勝てるようだったら本気で世界を目指す」と進退をかけてカシメロ戦に臨んだ。2回に先制のダウンを奪ったが、カシメロに後頭部を打たれてダメージを負い、試合続行不可能になったとして無効試合となった。
しかし、精査した結果、赤穂は後頭部を打たれる前にダメージを受けており、試合続行不可能になったのは後頭部へのパンチが原因ではないと判断され、試合の18日後に結果の裁定が変更された。

赤穂は試合後に自身のユーチューブチャンネルでカシメロのパンチで顎を骨折していたことを明かし、「自分の負け。自分の方が圧倒的にダメージをもらっています。KO負けと言われても仕方がなかった」と話した。関係者によると裁定に異議を唱えたカシメロ陣営の意見に、赤穂本人が同意したことが異例の裁定変更の決め手となった。

現役時代から日本選手初のムエタイ2大殿堂統一王者で、RIZINでも活躍する吉成名高(22)=エイワスポーツジム=らのパーソナルトレーナーを務めており、今後は格闘技界の後進を指導することが有力。
「詳しくは本日18時より自分のYouTubeのほうで話していますので見てもらえたら嬉しいです」。実直な男、赤穂亮がらしさ全開の最後でグローブをつるした。

プロ戦績は赤穂が44戦39勝(26KO)3敗2分け、カシメロが36戦32勝(22KO)4敗。
https://www.sanspo.com/article/20230224-QWILOMVSRFM7BCSQOZMPW4IM24/
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