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【WBC】「僕らは野球狂」侍ジャパンと同組チェコ、全員が仕事掛け持ちの“二足のわらじ”選手
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1677498825/
代表チームにはアスレチックスなどで活躍した元メジャーリーガーのエリク・ソガード内野手(36)が入っているが、メンバー30人のほとんどはチェコで生まれ育ち、国内でプレーする選手だ。そんな無名軍団が、昨秋にドイツで開催された予選大会で下馬評を覆し、最終戦でヨーロッパの強豪スペインを3-1で倒し初の本大会出場を決めた。まさかの快挙は「シンデレラストーリー」と呼ばれ、チェコ代表の快進撃を追ったドキュメンタリー短編映画も作られた。チェコ国内で盛り上がっているのかどうかは分からないが、本選進出決定の際はテレビなどの国内ニュースになったという。
選手たちの顔ぶれはというと、全員が生活のために仕事を持ちながら野球を続ける二足のわらじ。MLB公式サイトの紹介によると、彼らの職業は金融関係のトレーダー、地理と体育の教師、チェコ野球連盟の職員、セールスマン、消防士、学生などで、三塁コーチを務めるのは本職がきこり、監督は神経科医だという。
全員がばらばらの職業で集まって練習をするのにも苦労するなかで、大会前に向けた準備を進めている。WBC本戦では、ほぼプロという相手に対して挑戦する立場。だが、選手たちは「僕らは野球狂」と口をそろえ、胸を張る。
チャディム監督はMLB公式サイトのインタビューで「チェコは地理的にヨーロッパのちょうど真ん中に位置し、我々はヨーロッパの中心ということを誇りに感じている。人口は1000万人を少し超える程度なので、本当に小さな国だ。それでもヤロミール・ヤーガーらアイスホッケーのレジェンドやサッカーの名選手を輩出したし、これまで何度も世界を驚かせてきた。僕らも、この国の野球の歴史を塗り替える」と話している。選手たちは「東京ドームでプレーすることは、野球の聖地でやれるということ」「夢がかなった」と興奮している。
3月9日からの1次ラウンドでは、楽しそうに野球をする彼らにも注目したい。【水次祥子】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「水次祥子のMLBなう」)
https://news.yahoo.co.jp/articles/88665049195facbd87b23c2d56d761cd6ce0fc1e