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巨人・デーブ大久保、アーリーワークの意味を語る
各打者のスイングの速さなどは開幕で好調な打線になるように調整中です【デーブ大久保 さあ、話しましょう!】
キャンプ、オープン戦を迎える上で、打撃チーフコーチとして、原(原辰徳)監督へ、ひとつ相談と確認をしました。「ペナントレースに入って打線のバットが振れるのがいいのか、オープン戦で振れるのがいいのか」ということです。
答えは当然のように「シーズンが大事だ」ということをおっしゃいました。その考えの上で「キャンプ、オープン戦で投手に差し込まれる部分が多くなると思います」ということを伝えました。
なぜならアーリーワークを導入したからです。宮崎では2000本を朝7時から振らせました。いろいろなSNSで、強く振っていないから意味がない。それなら10本全力で振ったほうが意味がある。というような議論もされていますが、私の場合は精神医として権威のあるお医者さんと話し合いをしながらやっています。前にも話しましたが自律神経の部分からアプローチしていき、この練習を考案したわけです。
今では1000本ノックに意味がない、という話がありますが、意味はあることが自律神経面で証明されています。ただ、根性論の激しいノックではないですよ。しっかりと捕球できる場所に打ちながらの1000本ノックです。
ノックを繰り返し受けることで血流、呼吸も一定になり、自律神経が整ってくる。だから2000回バットを振ることだけでも意味があるのです。
また、朝日が昇って交感神経が優位になってくるらしいですし、朝食を摂ることで細胞が活性化する。そのためのアーリーワークなわけです。侍ジャパンの宮崎合宿で和真(岡本和真)が、アーリーワークがないけど、朝早く目が覚めてスタッフバスで球場に向かったとか。素晴らしいことが起こっていますよね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/58383ffc879b2060cb22114b7f9f0d1695581b95
ってことでくたくたになるまでアーリーワークで振り込んでる
アーリーワークには意味がある
でも疲れてるからオープン戦は我慢ね、ファンのみなさんは優勝のためにお待ちください