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有望力士を「独り占め」の白鵬親方に大ブーイング! 親方になっても「白鵬時代」がまだまだ続くのか
初土俵にして幕下優勝を飾り、史上最速で十両昇進を決めた宮城野部屋所属の落合(19歳)だ。
だが、落合の快進撃の裏で、師匠である元横綱・白鵬(37歳、現・宮城野親方)に他の親方衆から「物言い」がついている。
「高校横綱だった落合を巡り、学生時代から各部屋は争奪戦を繰り広げていました。結果的に、ある部屋への入門が決まりかけていたようなのですが、’22年3月に高校を卒業すると実業団に進んでしまったのです。それが、白鵬が部屋持ちとなった4ヵ月後の’22年12月、実業団を辞めて宮城野部屋に入門しました。何らかの手段で、その部屋への入門を白鵬がひっくり返したのでしょう」(角界関係者)
宮城野部屋の有望力士は落合だけではない。春場所で新入幕の可能性がある北青鵬(21歳)もいる。部屋持ちの師匠になったばかりの白鵬が、有望株を「一人占め」していく戦法に角界からは疑問の声が上がっている。
なぜ、親方になったばかりの白鵬が、こうした逸材を続々と手に入れることができたのか。
「落合や北青鵬が通った強豪校・鳥取城北高校の相撲部総監督で、校長も務めている石浦外喜義氏の存在が大きい。石浦氏は照ノ富士や逸ノ城など数々のモンゴル人力士を育てたことで有名で、白鵬とは昵懇の仲です。
これまでは鳥取城北出身の有望力士は他の部屋にも入門していたのですが、今では宮城野部屋の『独占状態』になっています。結果として『一人占め』までするのは、あまりにやり過ぎではないか」(前出の角界関係者)
引退して親方になっても「白鵬時代」がまだまだ続くのか。
「週刊現代」2023年2月4日号より
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8519630743598559d6a3182cdb2919953f850d1