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DAZNとDMMが提携し月額2980円の新プランを発表 DAZN山田学氏への質疑一問一答
「DMM×DAZNホーダイ」の発表がJリーグのシーズン開幕後になったことについて、山田学DAZN Japanエグゼクティブ バイスプレジデントはスポーツカレンダーを意識していることを説明した上で「(様々な側面から)最短で可能だったのがここだった」と説明した。
また今回のプランとは別に、DAZNで配信中の一部コンテンツも「DMM TV」で視聴できるようになる予定。配信されるコンテンツと配信開始時期は、後日発表される。
◆会見でのDAZN・山田氏への質疑応答部分
―DAZNの通常プランよりも安い、今回の価格設定の根拠は?
山田氏「我々、自社プラットフォーム、自社のお客様への価格戦略は別で考えている。今回の提携で直接的に『こうです』とは申し上げにくい。1つ言えるのは、DAZNプラットフォームでお客様に提供しつつ、かなり多くのパートナーがいる。パートナーと組む理由は、みなさんからすると価格が分かりやすいものとして出るかもしれないが、我々は価格以外のポイントで検討して、提携している。DMMとの提携はコンテンツのところが一番大きい。スポーツとの親和性も大きい。男性でアニメ、というところは、もしかしたらスポーツコンテンツを追加で買ってもらう動機も高いのでは? ということも考えての提携。我々の値上げの部分と、今回は直接関係ないという形。一方でせっかくパートナーシップをやるので、DMMのお客さんにとっても何らか、わかりやすいメリット、お得な点を作るのは必要があると思って、相談の中で今回の金額設定をした」
―自社から安いプランへの流出の可能性もあるが?
「ある一定のお客さんがDMMに移るのはあると思っている。一方で、既存のパートナーのプラットフォームでも我々の直販よりすでに安いプロダクトサービスはたくさんある。これまで7年くらいやってみて、結果をデータとして見ているので、一部は移るけど全体として、みなさんが懸念するような、ダイレクトのお客さんが全員いなくなるのは起きづらいんじゃないかな、と価格に関しては思っている。裏返すと、DMM経由で加入すると安い。かつ、アニメに興味があれば、これが国内でベストプランというのは間違いない。そうなった時に、我々が直販で何をやるか。体験の良さを追求、付加価値を高めていけるかと思っている。今後は分からないが、現状、NFTは我々のプラットフォームのみ。totoの販売も我々のプラットフォームからパートナーのプラットフォームに送客している。DAZNのアプリでいろんなことができ、毎日、朝開き、試合を見たり、ニュースを見たり、夜寝る前に見たりとか、スポーツ体験全般を高めていくことが我々がダイレクトでやることかなと思っている」
―サービス開始が、Jリーグの開幕した後、野球開幕頃の3月末という時期設定の理由は?
「DMMさんと話をしている中『やりましょう』となって『最短で立ち上げられるのがどこだ?』と協議した結果、3月23日に落ち着いたというのが実際のところ。両社で当然、スポーツカレンダーは意識しているので、合意がもうちょっと速ければ、Jリーグのシーズンの開幕前にローンチできていたかもしれない。ただそこは、DMMさんもpixivさんとか他にたくさんのプロジェクトがあると思うし、我々も他のプロジェクトが入っている中で、現実、最短で可能だったのがここだったというのが正直なところ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b2d9a5867912b2f89928f33dff597230eea7ee4
>>2以降に続く