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ドームにする?プロが試合できる球場にする? どうなる浜松「新野球場」
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浜松市に建設が予定されている新しい野球場。17日の静岡県議会本会議で、規模などについて質問があがりました。
新野球場のタイプは?
自民改革会議 中田次城議員:「遠州灘海浜公園基本計画の策定について伺います。
公園および野球場の各プランの評価結果は本定例会で示されるものと考えておりますが、いかがでしょう?」
自民改革会議の中田議員が質問したのは、浜松市に建設が予定されている新しい野球場についてです。
太田博文交通基盤部部長:「照明のない屋外タイプは利用時間が限られるが、コストは低くなる。一方で、ドームタイプは天候に左右されず、幅広くイベント等での利用が可能であります」
川勝知事、5年前には「プロも試合ができる球場を」
この新球場、規模をアマチュア団体が使用する1万3000人収容にするのか、それともプロ野球の試合ができる2万2000人収容にするのかで事業費に差が出てきます。この球場の”規模”について、川勝知事は、過去に…。
静岡県 川勝平太知事(2018年):「プロがプレーできるような球場というのが条件の一つになると思う。いったん造るとなれば、そうしたことも視野に入れながら球場は考えたい。2万2000(人収容)は譲れないなと。草薙が2万2000あって、それより小さいもので浜松がOKと言うか。やらまいかとおっしゃるところが、草薙よりでかくないと困るというのが大勢ではないかと」
川勝知事「プロ野球が静岡へ熱い視線」
そして、16日の定例会見では…。
静岡県 川勝平太知事(16日)
Q.草薙球場であっても、年間10試合ぐらいしかプロ野球が行われないわけですけれども、この浜松につくる球場を、あくまでも、知事はよくプロ野球規模と言うが、プロ野球規模ですとか、ドーム型にこだわる理由は何でしょうか?
A.「プロ野球全体の動きもある。プロ野球界でもファームからではあるが、静岡への熱い視線も感じられるまでになり、そうした空気は、静岡のドームに対してドームというか、まだ決まっていませんけれども、そうしたものであった方が望ましいという方向に向いているなと。球場がきっちりしていると関心が示されることは確実だなという感じがある」
川勝知事は、プロ野球の試合ができるドーム型の球場が望ましいという見解を示しました。その場合の事業費は概算でおよそ370億円にのぼるとされています。
県部長「詳細な需要調査を行い、コスト削減など検討」
自民改革会議 中田次城議員:「膨大な費用を必要とする事業であることは間違いなく、県の財政状況を鑑みても、この計画を実現するためには地元に何らかの負担を求めることについて議論すべきではないかと考えます」
太田博文交通基盤部部長:「(屋外タイプもドームタイプも)それぞれにメリット・デメリットがあることから、適切な評価を行うためには、さらなる調査が必要だと考えております。そのため、来年度、野球場の利活用について、さらに詳細な需要調査を行った上で、コスト削減などについて検討してまいります」
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