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【Money1】 韓国はエンジンが造れない。純国産のうそ
そもそもエンジンが造れません(開発できません)。どこが純国産なんだという話なのですが、この「純国産」願望、純国産呼称は今に始まったことではありません。
かつて韓国が半導体製造に乗り出したときには、純国産といいながら「設計以外は全部韓国製です」という注がパンフレットに入っていたことがあります(本当です!:室谷克実先生が著書で書いていらっしゃいます)。
純国産といいながらも「エンジンが造れない」ことについて、韓国メディア『Chosun Biz』に面白い記事が出ていますのでご紹介します。
韓国型戦闘機」と呼ばれるKF-21には多数の国産装備が装備されているが、戦闘機の心臓部と呼ばれるエンジンはまだ国産化されていない。
ー中略ー
業界関係者は「合衆国がKF-21の輸出を許可することができるが、韓国が武器を輸出する際に合衆国の許可を受けなければならないことと、許可を受ける必要がないことは、自主国防という面で全く異なる状況だ」と評価した。
(後略)
⇒参照・引用元:『Chosun Biz』「エンジンの壁破れない韓国型戦闘機 「輸出に足かせ」指摘も。エンジン部品の国産化度40%水準」
https://biz.chosun.com/industry/company/2023/02/15/QVCRO5KKC5DB3GVIIE6VGRDLGM/?utm_source=chosun.com&utm_medium=referral&utm_campaign=chosun-main
KF-21に採用されたエンジンの国産化レベルを「40%程度に留まっている」と書いていますが、これも自己申告で40%なのであって、本当にそこまで高いのかは疑問です。
記事にもあるとおり「『ハンファ・エアロスペース』は、組み立てと生産を行う」企業でしかないからです。
また、じゃあ自力で開発するのかといえば「合衆国から技術移転を受けることもほぼ不可能だ」と移転してもらうのが前提で大笑いですし、「関連技術を『GE』から移転させるのは難しいだろう」などと上から目線で書いているに至っては呆れるしかありません。
麻生太郎閣下の「なぜ貸す側が頭を下げにゃならんのか」に通じる噴飯物の書きようです。このような国に誰が技術移転をしてやるというのでしょうか。
その上、このままではKF-21を輸出するときには「合衆国の許可がいる」のでこれが足かせだ、などと書いています。自分の技術でないのだから当然でしょう(輸出できる(買ってくれる国がある)のが自明としている点もスゴい)。
韓国という国は、ゼロから自分で造る覚悟はなく、技術移転でパリパリ造って、他所様よそさまの技術なのに「純国産」と言い募り、揚げ句の果てに「契約して技術を使わせてもらっている」のを不満だというのです。
つける薬はありません。日本はイギリスと共同で造る次期戦闘機が盗作されないように十分注意すべきです。
(吉田ハンチング@dcp)
2023.02.20
https://money1.jp/archives/99994