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古舘伊知郎が武藤敬司引退マッチに来場 猪木さん引退試合と同じく自作の詩を朗読
東スポWEB
フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、21日の武藤敬司引退マッチが行われるノア東京ドーム大会に来場することが17日に発表された。古舘は初めて方舟マットに上がり、武藤へのはなむけの言葉として自作の詩を朗読する。
古舘は〝古舘節〟〝過激な実況〟と形容されたプロレス実況で絶大な人気を誇り、一大ムーブメントを巻き起こした。故アントニオ猪木さんとも深い関わりがあり、1988年4月4日に開催された引退試合では自作の詩を朗読し、猪木さんのプロレスラーとしての有終の美を見届けた。
今回、古舘は猪木さんが設立した新日本プロレスで育ち、猪木さんの弟子でもある武藤の引退に伴い、猪木さん引退試合と同じく自作の詩を披露する。これまでのプロレスとの関わりの中で、古舘がノアのリングにあがるのは今回が初めて。
古舘は著名人らが、武藤への思いを語りつくすインタビュー作品「武藤敬司とは何だったのか ABEMAオリジナルインタビューシリーズ」にも出演。
武藤との最初の記憶は「世田谷のすし屋」と話すと、まだ新日本プロレスに入団したての新弟子だった武藤と対面した日のことを、「初めて武藤なる人とじっくり話した記憶ですね」と振り返った。
また、武藤の魅力を問われると「トータルで〝THE プロレス〟じゃないですか」と話し、「アメリカンプロレスのまん真ん中の継承者とか、
ストロングプロレスのアントニオ猪木イズムとかいろいろ分かれますけれど、前後左右全部含めた体現者ですよね」と独特かつ尊敬を込めた言い回しで表現した。引退については、「完全なる昭和プロレスの終焉だと思います」と断言。続けて「(昭和・平成・令和と)時代をふたまたぎした人なんだなっていう、
時空の全国縦断した人なんだなって思うんですよ。僕はそれに感動するから、60歳をもって引退って言ったときに、さわやかな感動があったんですよね」と感嘆の思いを漏らした。
古舘のプロレス愛や、プロレスとの思い出が随所にあふれるインタビューはノアのユーチューブチャンネル、ABEMAプロレスYouTubeチャンネルで配信される。