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トッテナム、5000億円買収案が浮上 巨額交渉に英注目「タイトルに挑戦するために…」
イングランド・プレミアリーグの強豪トッテナムが、スポーツ関連の投資グループである「MSPスポーツキャピタル」から買収提案を受けていると英メディアが報道。英紙「ガーディアン」が、状況を報じている。
このニュースは2月15日に英国の経済メディア「ファイナンシャル・タイムズ」が報じたもの。その内容は、同社のトップであるイラン系アメリカ人のジャーム・ナジャフィ氏がトッテナム買収を目指し、ここ数週間で37億5000万ドル(約5000億円)の提案を行ったとされた。
この提案の内容は、トッテナムが帳簿上で持つ7億5000万ドル(約1000億円)の負債とそれにプラスした30億ドル(約4000億円)のものだという。約70%をナジャフィ氏が率いる同社と関連するコンソーシアムが負担し、残りの30%は中東の湾岸系、主にアブダビ(UAEの首都)からの資金だとしている。そして「北ロンドンに本拠地を置くトッテナムが買収されれば、プレミアリーグやほかのタイトルに挑戦するために、より多くの費用を費やすことになるかもしれない」とされた。
「ガーディアン」紙によると、MSPは2020年12月にF1チームのマクラーレンの株式15%を1億8500万ポンド(約30億円)で購入し、サッカーではスペインのアルコルコン、ベルギーのベベレン、ドイツのアウクスブルクの株式も所有する。プレミアリーグ関連では以前、エバートンの大株主ファード・モシリから少数株の購入について話し合いを持ったと報じられたことがある。
また、トッテナムは先月、少数株の購入についてカタールからの提案も受けていたとされた。巨額の買収交渉がどう進展するか注目される。
https://news.yahoo.co.jp/articles/44f7f881b071f5b1ea42aac6ad20d682f0787a9a