高校ベスト3は順天堂大、旭化成、明治大へ…高3ランナーの進路先は?「箱根優勝・駒澤大&2位・中央大に13分台3人が入学」

高校ベスト3は順天堂大、旭化成、明治大へ…高3ランナーの進路先は?「箱根優勝・駒澤大&2位・中央大に13分台3人が入学」

高校ベスト3は順天堂大、旭化成、明治大へ…高3ランナーの進路先は?「箱根優勝・駒澤大&2位・中央大に13分台3人が入学」

1: 名無しさん@恐縮です 2023/02/17(金) 09:22:52.75 ID:dhCFeJC69
ナンバーposted2023/02/16 11:00
https://number.bunshun.jp/articles/-/856469

高校の卒業式シーズンを迎え、今春もタイムを持った選手、箱根駅伝を走りたいと思う選手の多くが、関東の強豪校へと進学する。高校生の評価基準は、5000mのタイムだが、今春卒業する高校生のベスト3(日本人選手)は、1位が吉岡大翔(佐久長聖)で13分22秒99、2位が長嶋幸宝(西脇工業)の13分37秒46、3位は綾一輝(八千代松陰)の13分51秒61になる。長嶋は卒業後に旭化成に進むことを決めているが、彼らを含め、都大路や都道府県駅伝、インターハイなどで活躍した選手は、どの大学で箱根を、日本のトップを、さらにその先の世界を目指すことになるのだろうか。

昨年11月に5000mで13分30秒を切り、佐藤圭汰(駒澤大)の持つ高校記録(13分31秒19)を8秒も更新。都大路では3区2位ながら歴代日本人1位、都道府県駅伝は5区区間新をマークした。その圧倒的な速さと強さは、昨年“スーパールーキー”として期待を集め1年から活躍を見せた佐藤さえも上回る。U20世界選手権5000mに出場し、7位ながらも世界のトップクラスの選手のレースに臨む姿勢や強さを肌で感じ、それ以降、より世界を意識して走るようになった。順大には東京五輪に出場し、世界を目指して戦う三浦龍司がおり、近くで世界を戦ってきた選手から多くを学ぶことができる。また、長門俊介監督も塩尻和也(富士通)や三浦を指導した経験から世界で戦うノウハウを持っている。吉岡は、ルーキーイヤーに個人種目と駅伝の両面で圧巻の走りを見せてくれるだろう。

順大には、13分台の選手が、もうひとり入部する。大野聖登(秋田工・13分56秒18)は、昨夏のインターハイ1500mを3分44秒93で優勝、800mも制し、2冠を達成したスピードランナーだ。明るい性格のムードメーカーで、走力以外でもチームを盛り上げてくれそうだ。

都大路出場組では、2区10位の児島雄一郎(洛南・14分09秒28)は2年時の京都府高校駅伝、近畿高校駅伝で区間賞を獲るなどロードに強い選手。古川達也(川崎橘・14分19秒75)は1区22位ながら1万m29分35秒96を持ち、都大路での悔しさを箱根で晴らす覚悟だ。1区39位の石井啓太(小豆島中央・14分29秒98)はまずはトラックでスピードを磨いていく。

他にも日本の頂点を狙える素質の選手が新1年生に名を連ねる。荒牧琢登(開新・14分06秒11)は、昨年12月の世界クロスカントリー選手権U20日本代表選考会5000mでPBを出し、いい流れでトラックシーズンに入れそうだ。後田築(創成館・14分24秒34)は、昨年日本選手権800mのファイナリストで6位入賞を果たしたスピードと勝負強さを持つ。小松優輝(八千代松陰・14分22秒74)は長身のストライド走行が特徴、小林侑世(春日部東・14分19秒19)、須田光星(浜松日体・14分28秒30)と計10名の14分30秒以内の選手が順大陸上部の門を叩く。

順大は、今回の箱根駅伝を駆けた10区区間賞の主将の西澤侑真を始め、3区7位の伊豫田達弥、5区2位の四釜峻佑、1区6位の野村優作、8区3位の平駿介ら主力が卒業し、新しい戦力の台頭が不可欠。エースの三浦が軸になるが吉岡ら即戦力の加入により、100回大会の駅伝に向けて優勝争いに絡むオーダーを組むことが可能になるだろう。

明治大学にとって綾の入学は、強さを取り戻すキッカケになりそうだ。

都大路では1区を駆け、4キロ地点で転倒したが、区間3位までリカバリーした。1年時は5000m、14分42秒83だったが、高2のインターハイで13分51秒のPBを出し、1年たらずで50秒も短縮、ずば抜けた成長を見せた。今季の高校生自己ベスト5位にランクインしている1区19位の大湊柊翔(学法石川・13分54秒51)とともに箱根予選会、箱根駅伝と1年目からチームの大きな力になるだろう。学法石川からは鬼塚大翔(14分21秒34)も入部する。石堂壮真(世羅・14分17秒81)は高2時、都大路優勝を果たした時は3度の疲労骨折でレースに出場できなかった悔しさを抱え、箱根駅伝こそはという思いが強い。乙守勇志(大阪・14分19秒90)は、昨夏のインターハイ1500mで予選通過ならず、大学ではトラックでスピードを磨きをかけていく。

明大は、今年の箱根駅伝で1区区間賞の富田峻平、8区8位の加藤大誠が好走したが他の4年生がブレーキとなり、戦力が十分ながらも総合12位でシード権を逃した。来季は7区区間賞の杉彩文海、児玉真輝ら力がある新4年生らがいる。フレッシュで強い1年生の加入は好材料だが、果たして2020年箱根駅伝7区区間賞の阿部弘輝(住友電工)のようなゲームチェンジャーや主力となり得る選手が出てくるか。ニューカマーからそういう選手が出てくれば4年ぶりのシード権獲得が見えてきそうだ。

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